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J-GLOBAL ID:202002262543795159   整理番号:20A0917917

真空紫外円偏光二色性分光法によるα1-酸性糖蛋白質と脂質膜の間の相互作用の機構の特性化【JST・京大機械翻訳】

Characterization of the mechanism of interaction between α1-acid glycoprotein and lipid membranes by vacuum-ultraviolet circular-dichroism spectroscopy
著者 (3件):
資料名:
巻: 32  号:ページ: 594-604  発行年: 2020年 
JST資料番号: W0179A  ISSN: 0899-0042  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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α_1-酸性糖蛋白質(AGP)は,膜または細胞への薬物放出に対する蛋白質仲介取り込み機構と考えられるβ→α立体配座変化を伴う薬物結合能を低下させるため,脂質膜と相互作用する。本研究では,構成リン脂質分子が頭部基(例えば異なる正味電荷)において異なる分子特性を有する5種類のリポソームの存在下でのシンクロトロン放射を用いて,AGPと脂質膜との相互作用の機構を調べた。AGPの真空紫外円偏光二色性(VUVCD)スペクトルを測定した。VUVCD分析により,α-ヘリックス及びβ鎖含有量及びAGPのセグメント数はリポソームの構成りん脂質分子により変化し,一方,VUVCDデータと神経回路網法を組み合わせると,これらの膜結合立体配座はいくつかの共通長ヘリックス及び小鎖セグメントから構成されることを示した。立体配座の各螺旋セグメントのアミノ酸組成は,AGPのN-及びC-末端領域で形成された両親媒性及び正に荷電したヘリックスが膜相互作用の候補部位であることを示した。1M塩化ナトリウムの添加はC末端ヘリックスを短縮したが,N末端の長さには影響しなかった。これらの結果は,N-及びC-末端ヘリックスが疎水性及び静電相互作用を介して膜と相互作用することを示唆し,VUVCD分光法を用いて分析したAGPのリポソーム依存性立体配座がAGP及び脂質膜間の相互作用機構の特性化に有用な情報を提供することを示した。Copyright 2020 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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