抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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鋼管と充填コンクリートの相乗効果による優れた耐力・変形性能を有するCFT柱を軽量化した,また,離島や山間部のような重機を使用できない地域において,施工が可能な木材を鋼管内に内蔵し,その隙間にグラウト材を充填した合成構造材(WGFT)の基本的力学性状を把握することを目的として,WGFT短柱の圧縮特性について実験的に検討をした。その結果,鋼管を被覆していないグラウト材であるセメント硬化体のみで被覆した木材は,木材の強度時ひずみ度に到達する前に,最大圧縮力を発揮し,その強度を充分に発揮できないが,WGFT短柱では,最大圧縮力到達時の軸ひずみ度は,木材の強度時ひずみ度より高く,木材が強度を発揮しているなどの知見を得た。(著者抄録)