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J-GLOBAL ID：202002262667537971   整理番号：20A1537289

プロヒビチン2の機能障害は分裂酵母における酸化ストレス応答転写因子Pap1の活性化により複数の抗真菌薬に対する感受性低下をもたらす【JST・京大機械翻訳】

Dysfunction of Prohibitin 2 Results in Reduced Susceptibility to Multiple Antifungal Drugs via Activation of the Oxidative Stress-Responsive Transcription Factor Pap1 in Fission Yeast

著者 (9件)： Liu Qiannan ,  Yao Fan ,  Jiang Guanglie ,  Xu Min ,  Chen Si ,  Zhou Lina ,  Sakamoto Norihiro ,  Kuno Takayoshi ,  Fang Yue
資料名： Antimicrobial Agents and Chemotherapy  (Antimicrobial Agents and Chemotherapy)
巻： 62  号： 11  ページ： Null  発行年： 2018年 
JST資料番号： E0802A  ISSN： 0066-4804  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ABSTRACTは,抗真菌剤に対する耐性と戦うため,基礎となる細胞機構のより良い理解を必要とする。抗真菌剤耐性をもたらす機構への洞察を得るために,著者らは,モデル生物,Schizosaccharomyces pombeに対する遺伝子スクリーニングを行い,その過剰発現がクロトリマゾールとテルビナフィンを含む抗真菌剤に対する耐性を引き起こす遺伝子を同定した。高度に保存されたミトコンドリア蛋白質,プロビチン(Phb2)をコードするphb2+遺伝子を,複数の抗真菌薬に対する感受性低下の新しい決定因子として同定した。予想外に,phb2+遺伝子の欠失も抗真菌性薬剤耐性を示した。pap1+遺伝子が酸化ストレス応答転写因子をコードするとき,phb2+遺伝子の過剰発現は薬物耐性を引き起こさなかった。さらに,pap1+ mRNA発現は,phb2+遺伝子が過剰発現または欠失されたときに有意に増加した。重要なことに,phb2+遺伝子の過剰発現または欠失は,それぞれ,細胞平均蛍光NOプローブDAF-FM DA(4-アミノ-5-メチルアミノ-2′,7’-ジフルオロフルオレセインジアセタート)およびROSプローブDCFH-DA(2′,7’-ジクロロジヒドロフルオレセインジアセタート)で測定したように,NOおよび活性酸素種(ROS)の合成を促進した。まとめると,これらの結果は,Phb2機能障害が,機能障害ミトコンドリアによるNOとROS合成を増加させることにより,複数の抗真菌薬に対する感受性を低下させ,それによって分裂酵母における転写因子Pap1を活性化することを示唆する。Please refer to the publisher for the copyright holders. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 蛍光 ,  *酸化 ,  mRNA ,  遺伝子 ,  抗真菌作用 ,  *抗真菌薬 ,  ミトコンドリア ,  薬物耐性 ,  Schizosaccharomyces pombe ,  *Schizosaccharomyces ,  *転写因子 ,  エニン ,  芳香族縮合化合物 ,  第三アミン ,  窒素複素環化合物 ,  芳香族塩素化合物
準シソーラス用語： *ストレス応答 ,  過剰発現 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： 微生物生理一般  (EG03051L)

物質索引 (2件)： テルビナフィン ,  クロトリマゾール

タイトルに関連する用語 (9件)： プロヒビチン2 ,  機能障害 ,  分裂酵母 ,  酸化ストレス ,  応答 ,  転写因子 ,  活性化 ,  抗真菌薬 ,  感受性