文献

J-GLOBAL ID：202002262771841060   整理番号：20A2229669

Sieboldブナの中葉コンダクタンスに及ぼす葉齢とオゾンの相互作用効果【JST・京大機械翻訳】

Interactive effect of leaf age and ozone on mesophyll conductance in Siebold’s beech

著者 (4件)： Hoshika Yasutomo (Institute of Research on Terrestrial Ecosystems (IRET), National Research Council of Italy (CNR), Via Madonna del Piano, Sesto Fiorentino, I-50019, Italy) ,  Haworth Matthew (Institute of Sustainable Plant Protection (IPSP), National Research Council of Italy (CNR), Via Madonna del Piano, Sesto Fiorentino, I-50019, Italy) ,  Watanabe Makoto (Institute of Agriculture, Tokyo University of Agriculture and Technology, Fuchu, 183-8509, Japan) ,  Koike Takayoshi (Research Faculty of Agriculture, Hokkaido University, Sapporo, 060-8689, Japan)
資料名： Physiologia Plantarum  (Physiologia Plantarum)
巻： 170  号： 2  ページ： 172-186  発行年： 2020年 
JST資料番号： C0602A  ISSN： 0031-9317  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 中葉コンダクタンス(G_m)は光合成を決定する最も重要な因子の1つである。対流圏オゾン(O_3)は葉の老化を促進し,葉の光合成活性の低下を引き起こすことが知られている。しかし,G_mに対するO_3の年齢関連変化の影響はよく調べられておらず,従って,2つのレベル(日光平均としてO_3:28と62nmol/mol)のSieboldブナの自由空気O_3曝露実験での葉ガス交換データを分析した。さらに,葉形態(面積当たりの葉質量,葉密度および葉厚さ)に対するO_3誘導変化が,葉内のCO_2拡散に影響するかどうかを調べた。O_3は成長季節中に光合成生化学を次第に損傷した。G_mは8月のO_3燻蒸Sieboldのブナにおける光合成の減少と関連していた。G_mのO_3誘導減少は葉密度と負相関し,O_3上昇により増加し,G_mの減少が葉肉細胞の物理的構造の変化を伴うことを示唆した。一方,10月には,O_3処理に関係なく,G_mは葉の老化により減少したので,G_mのO_3誘導減少は減少した。O_3曝露後の老化葉における光合成の減少は,主に,G_mのようなCO_2輸送に対する拡散限界よりも,最大カルボキシル化速度(V_cmax)および/または最大電子輸送速度(J_max)の減少によるものであった。光合成応答の葉の年齢×O_3相互作用は,O_3汚染環境における光合成をモデル化するための鍵である。Copyright 2020 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *相互作用 ,  *オゾン ,  光合成 ,  老化 ,  太陽光 ,  カルボキシ化 ,  燻蒸 ,  ガス交換 ,  *コンダクタンス
準シソーラス用語： 葉肉細胞 ,  対流圏オゾン ,  *葉齢 ,  葉の老化 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： 光合成  (EB10020I) ,  植物の生化学  (EH01050J)

タイトルに関連する用語 (5件)： ブナ ,  コンダクタンス ,  葉齢 ,  オゾン ,  相互作用効果