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文献
J-GLOBAL ID:202002262810726271   整理番号:20A0539653

犠牲試薬としてフミン物質を用いた表面修飾による光Fenton反応のための鉄-アパタイト混成触媒の活性度

BOOSTING ACTIVITY OF IRON-APATITE HYBRIDIZED CATALYST FOR PHOTO-FENTON REACTION BY SURFACE MODIFICATION WITH HUMIC SUBSTANCE AS A SACRIFICE REAGENT
著者 (2件):
資料名:
巻: 35  ページ: 23-37(J-STAGE)  発行年: 2019年 
JST資料番号: U1971A  ISSN: 1882-2363  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
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水浄化のための高度酸化プロセスとしての光-Fenton反応を,不均一鉄-アパタイトハイブリッド触媒Fe(III)処理ヒドロキシアパタイト(HAP-400-Fe)を用いて水中で研究し,それはさらにフミン物質,Wakoフミン酸(WHA),ノルディック水性フミン酸(NHA),またはノルディック水性フルボ酸(NFA)で修飾した。反応に用いた基質は有機染料,メチルオレンジ(MO)とアリザリンレッドS(ARS),および除草剤,アトラジン(ATZ)である。NHAまたはNFAで修飾したHAP-400-Fe触媒,HAP-400-Fe-NHAまたはHAP-400-Fe-NFAは,修飾なしのHAP-400-Feと比較して,基質消費をかなり増加させた。特に,HAP-400-Fe-NFAは,三つ全ての基質の24時間の完全消費(>99%)を示し,MO(41%)とARS(68%)のより高い無機化値を示した。反応の後,HAP-400-Fe上の表面NFA修飾剤は酸化分解をある程度受け,HAP-400-Fe-NFAの触媒活性は未修飾HAP-400-Feと同じ活性度に低下することがわかった。修飾剤がそれ自身の酸化的構造分解,すなわち自己犠牲を含む触媒加速をもたらすことが分かった。しかし,劣化したHAP-400-Fe-NFAはNFAによる再吸着処理によって再媒介され,再媒介触媒はHAP-400-Feと同じ有効な触媒活性を有することができた。修復と再利用による触媒リサイクルを,同じ光-Fenton条件下で少なくとも4回まで伸ばした。Michaelis-Menten理論に基づく速度論的研究も,NFA修飾がHAP-400-Feの親和性と速度論的能力を改善することを明らかにした。主な酸化種として,ヒドロキシルラジカルの・OHを,・OHスカベンジャー,2-プロパノールを用いた対照試験により確認した。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
分類
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光化学反応  ,  その他の触媒  ,  不均一系触媒反応 
物質索引 (4件):
物質索引
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