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J-GLOBAL ID:202002262835252978   整理番号:20A2634643

熱エネルギー貯蔵のための相変化材料の金属ナノ粒子強化熱物性【JST・京大機械翻訳】

Metal nanoparticles enhanced thermophysical properties of phase change material for thermal energy storage
著者 (8件):
資料名:
巻: 32  号: P3  ページ: 463-467  発行年: 2020年 
JST資料番号: W3531A  ISSN: 2214-7853  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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相変化材料(PCM)は熱エネルギー貯蔵システムにおける有望な材料の1つである。本研究では,無機塩水和物PCMである硝酸マグネシウム六水和物(MNH)中で0.5wt%の質量分率で金属ナノ粒子(Fe,Cu)を分散させることによって溶融混合法を用いてPCMナノ複合材料を調製した。調製したままのPCMナノ複合材料を,走査電子顕微鏡(SEM)とX線回折(XRD)によって分析した。Fourier変換赤外分光法(FTIR)分析を行い,PCMナノ複合材料の化学的性質の変化をモニターした。熱伝達特性を,MNH-金属ナノ複合材料の融解(充電)および凝固(放電)サイクルを実行するために用いた従来の加熱システムによって研究した。実験結果は,MNH-金属ナノ複合材料の融解と凝固の速度が,MNHと比較して,金属ナノ粒子の0.5wt%質量分率で増加することを明確に示した。固相における金属ナノ粒子(Fe,Cu)の0.5wt%の質量分率でのMNH-金属ナノ複合材料の熱伝導率を過渡熱法を用いて測定し,熱伝導率がMNH-Feナノ複合材料に対して(0.61)Wm-1K-1,MNH-Cuナノ複合材料に対して(0.63)Wm-1K-1に純粋MNH(0.4)Wm-1K-1のそれより改善することを明確に示した。調製したナノ複合材料は良好な熱伝達特性と良好な熱伝導率を示した。したがって,この研究は,無機PCM(MNH)に添加された金属ナノ粒子が熱物理特性を増強するための重要なポテンシャルを持ち,熱エネルギー応用の有望な候補になることを実証した。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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