文献
J-GLOBAL ID:202002262914472572   整理番号:20A0979630

水田土壌における嫌気性消化スラリーの長期適用に応答した真菌群集組成変化と重金属蓄積【JST・京大機械翻訳】

Fungal community composition change and heavy metal accumulation in response to the long-term application of anaerobically digested slurry in a paddy soil
著者 (6件):
資料名:
巻: 196  ページ: Null  発行年: 2020年 
JST資料番号: A0825B  ISSN: 0147-6513  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
嫌気性消化スラリー(ADS)は農業生態系における液体肥料として広く使用されてきた。しかし,水田土壌における重金属(HMs)蓄積と菌類群集組成に及ぼす連続ADS適用の影響に関する情報は少ない。本研究では,水田におけるADSの長期適用下での土壌HMsと菌類群集組成の変化を評価するために,10年以上の圃場試験を行った。4つの処理は,(1)肥料(CK);(2)尿素(MF)からの無機肥料と270kg N ha~(-1);(3)ADS(ADS1)から270kg N ha~(-1);(4)ADS(ADS2)から540kg N ha~(-1)。結果は,ADS施用が,土壌有機炭素(SOC),総窒素(TN),および利用可能カリウム(AK)を増加させることによって,MF処理下のものと比較して,水田土壌肥沃度を改善したことを明らかにした。ADSの長期適用は,MF処理下のそれらと比較して,土壌の全および利用可能なZn(TZnおよびAZn)濃度を有意に増加させた。しかしながら,ADSとMF処理の間で,総および利用可能なCu濃度または全Pb濃度に有意差はなかった。配列分析は,ADSの適用がMF処理と比較して真菌の豊富さ指標(Chao1とACE)を増加させることを示した。主座標分析(PCoA)は,土壌菌類群集組成が高レベルのADS適用により有意に分離されたことを示した。ADSの長期適用は,クラスSordariomycetes,DotidemomycetesおよびAgaricomycetesの相対存在量をそれぞれ20.8~29.0%,107.3~141.4%および289.5~387.5%増加させたが,PezizomycetesのそれはMF処理下のそれと比較して14.0~33.0%減少した。属レベルでは,MF処理下のそれらと比較して,PyrenochaetopsisとMyrotheciumの相対存在量はADSの適用によって有意に増加したが,MrakiaとTetracladiumのそれらは有意に減少した。冗長性分析(RDA)は,SOC,AZnおよびAPが水田土壌の菌類群集組成に影響する3つの最も重要な因子であることを明らかにした。これらの知見は,長期間ADSの高施用下での水田土壌の化学的性質と重金属含有量の変化により,菌類群集組成が影響を受ける可能性を示唆した。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
土壌汚染  ,  重金属とその化合物一般 

前のページに戻る