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J-GLOBAL ID：202002262988880617   整理番号：20A2626698

南中国のEdiacaran Doushantuo層におけるリン酸鉄:以前に無い海洋リン酸塩シンク【JST・京大機械翻訳】

Iron phosphate in the Ediacaran Doushantuo Formation of South China: A previously undocumented marine phosphate sink

著者 (5件)： Schwid Maxwel F. (Department of Geosciences, Virginia Tech, Blacksburg, VA 24061, USA) ,  Xiao Shuhai (Department of Geosciences, Virginia Tech, Blacksburg, VA 24061, USA) ,  Hiatt Eric E. (Department of Geology, University of Wisconsin, Oshkosh, WI 54901, USA) ,  Fang Yihang (Department of Geoscience, University of Wisconsin, Madison, WI 53706, USA) ,  Nolan Morrison R. (Department of Geosciences, Virginia Tech, Blacksburg, VA 24061, USA)
資料名： Palaeogeography, Palaeoclimatology, Palaeoecology  (Palaeogeography, Palaeoclimatology, Palaeoecology)
巻： 560  ページ： Null  発行年： 2020年 
JST資料番号： E0621A  ISSN： 0031-0182  CODEN： PPPYA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Ediacaran燐灰岩は,おそらく地球の気候と生態学的歴史の最も重要な遷移の間,極限生物制限栄養素,リンの動態を捕獲する。新原生代の酸素化イベントとの付随は,海洋棚を横断する最初の広範な燐灰岩の堆積であり,典型的には深海の酸素化によって促進されるリン生成の軌跡の盆地方向シフトとして解釈された。中国南部の揚子江地域の近くのEdiacaran Doushantuo層からの近位燐灰岩の岩石学的および分光学的分析は,初期続成鉄リン酸塩,付加的,以前には未記載の海底Pシンクによってセメント化された,層間の原生,泥質,および粒状燐灰岩の存在を明らかにする。透過および反射光学顕微鏡,陰極線ルミネセンス顕微鏡,および後方散乱電子走査電子顕微鏡を用いて,Zhangcunping(Hubei Province)近くのWanjiagou断面における燐灰石のパラジェネシスを再構築し,元の燐灰石が,糸状およびココイドミクロ化石と共に保存された微生物積層によって証明されたように,微生物的に媒介されたリン生成を介してフラクノライトとして自生的に沈殿することを実証した。当初の硬地とホスファチック泥岩のその後の潮汐再加工は,堆積直後に鉄リン酸塩によってセメント化されたが,圧密の前に,最小被覆砕屑物とpel状リン酸塩粒子を生成した。Raman分光法,バルク試料,およびミクロX線回折は,リン酸鉄セメントがホスホシデライト/ストレンジャイト(Fe+3PO_4・2H_2O)から成ることを示した。ホスホシデライトの存在は,燐灰石の堆積酸化,あるいは,ビビオナイト(Fe2+_3(PO_4)_2・8H_2O)の熱安定化のいずれかに起因する。両事例において,ホスホシデライトの出現は,エディアカラ紀のPシンクとしてのリン酸鉄鉱物の最初の直接証拠を表し,ホスホ生成は,フラクノライト沈殿のレドックス独立プロセスとは対照的に,鉄質間隙水中で部分的に進行する可能性があることを示唆する。本研究で採用したもののような岩石学的および地球化学的手法の統合は,Pスペシエーション分析を確認し,P相分配の独立した決定を提供する能力を提供する。最後に,このアプローチは,鉄リン酸鉄鉱物が地球規模の原生代の酸素化において調節的役割を果たすことを示唆する仮説の試験において極めて重要である。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 走査電子顕微鏡 ,  燐灰石 ,  セメント ,  微生物 ,  *鉄 ,  *リン ,  地球 ,  沈殿 ,  *リン酸塩 ,  膠結作用 ,  菱鉄鉱 ,  原生代 ,  地球化学 ,  酸化還元反応 ,  盆地

著者キーワード (6件)： 新原生代 ,  燐灰石 ,  ビビアナイト ,  ホスホシデライト ,  酸素化 ,  生産性

分類 (2件)： 堆積岩岩石学  (DE05040Q) ,  岩石圏の地球化学一般  (DD01041C)

タイトルに関連する用語 (4件)： リン酸鉄 ,  海洋 ,  リン酸塩 ,  シンク