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J-GLOBAL ID:202002263196333126   整理番号:20A2696344

インフルエンザAウイルス非構造蛋白質1によるRNA干渉因子の細胞内局在化の変化【JST・京大機械翻訳】

Altering Intracellular Localization of the RNA Interference Factors by Influenza A Virus Non-structural Protein 1
著者 (6件):
資料名:
巻: 11  ページ: 590904  発行年: 2020年 
JST資料番号: U7080A  ISSN: 1664-302X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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インフルエンザAウイルス(IAV)は,ヒトにおいて季節的感染および周期的流行を引き起こす。IAVの非構造蛋白質1(NS1)は,インフルエンザ病因で重要な役割をする先天性免疫応答の主なウイルスアンタゴニストである。しかしながら,IAV NS1による宿主細胞ホメオスタシスを破壊する機構は,あまり明らかになっていない。ここでは,IAVのPR8株ではなく,WSN株からのNS1の発現が,Argonaute-2およびマイクロRNA16のような宿主RNA干渉(RNAi)因子の核輸入を著しく誘導することを示した。IAV-PR8 NS1の位置101(D101H)でのアスパラギン酸のヒスチジンによる単一残基置換が,核輸入過程を誘導し,マウスにおけるIAV-PR8の毒性を増強するのに十分であることを見出した。しかし,ウイルス力価における野生型と変異体IAV-PR8と肺組織におけるインターフェロン応答の誘導との間に有意差はなく,哺乳類宿主におけるIAVの病原性決定におけるNS1の新しい役割を示した。さらに,NCBIデータベースに沈着した全てのIAVサブタイプからの69,057 NS1配列のバイオインフォマティクス解析は,IAV-WSNのNS1-H101遺伝子が1933年に分離されたH1N1ウイルス間で広く分布したが,1940年以降は完全に消失したことを明らかにした。したがって,IAV NS1(H101)はIAVの進化時に選択された変異であり,変異H101が重要な生物学的表現型を与えることを示唆する。Copyright 2020 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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ウイルスの生理一般  ,  ウイルス感染の生理と病原性  ,  ウイルスの生化学 
物質索引 (1件):
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引用文献 (80件):
  • Al KhatibH. A.Al ThaniA. A.YassineH. M. (2018). Evolution and dynamics of the pandemic H1N1 influenza hemagglutinin protein from 2009 to 2017. Arch. Virol. 163 3035-3049. doi: 10.1007/s00705-018-3962-z 30066273
  • AyllonJ.Garcia-SastreA. (2015a). The NS1 protein: a multitasking virulence factor. Curr. Top. Microbiol. Immunol. 386 73-107. doi: 10.1007/82_2014_400
  • AyllonJ.Garcia-SastreA. (2015b). “The NS1 protein: a multitasking virulence factor,” in Influenza Pathogenesis and Control - Vol Ii, eds OldstoneM. B. A.CompansR. W. (Cham: Springer International Publishing), 73-107. doi: 10.1007/82_2014_400
  • BakreA.AndersenL. E.MeliopoulosV.ColemanK.YanX.BrooksP. (2013). Identification of host kinase genes required for influenza virus replication and the regulatory role of MicroRNAs. PLoS One 8:e66796. doi: 10.1371/journal.pone.0066796 23805279
  • BartelD. P. (2004). MicroRNAs: genomics, biogenesis, mechanism, and function. Cell 116 281-297.
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