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J-GLOBAL ID：202002263269939030   整理番号：20A0284135

ダイズの生育ステージ別での化学成分含量およびホールクロップサイレージ発酵品質の変化

Changes in Chemical Composition and Silage Quality of Whole-plants of Soybean at Different Growth Stages.

著者 (6件)： 神園巴美 (農研機構 東北農業研究セ) ,  嶝野英子 (農研機構 東北農業研究セ) ,  内野宙 (農研機構 東北農業研究セ) ,  河本英憲 (農研機構 東北農業研究セ) ,  出口新 (農研機構 東北農業研究セ) ,  魚住順 (農研機構 東北農業研究セ)
資料名： 日本草地学会誌  (Japanese Journal of Grassland Science)
巻： 65  号： 4  ページ： 236-241  発行年： 2020年01月15日 
JST資料番号： Y0119B  ISSN： 0447-5933  CODEN： NSGIDM  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究では,国内食用ダイズ品種(タチナガハ,きぬさやか,リュウホウ,スズカリ,ふくいぶき)について生育ステージ別(子実肥大盛期,黄葉中期)に化学成分含量を調査し,予乾および乳酸菌添加がホールクロップサイレージ発酵品質に及ぼす影響を検討した。その結果,タンパク質含量は品種や生育ステージの違いによらず20%以上の値を維持した。その他の成分については特に,脂肪含量で品種間差が認められた。サイレージ発酵品質については品種の違いによらず,牧草体系を想定した子実肥大盛期では予乾処理,ダイレクトカット収穫体系を想定した黄葉中期では乳酸菌添加処理が良質な発酵品質を得るために有効であることが示された。以上から,国内食用ダイズ品種のホールクロップサイレージとしての潜在的能力が明らかとなった。(著者抄録)

シソーラス用語： *ダイズ ,  成長段階 ,  成分 ,  *ホールクロップサイレージ ,  食品特性 ,  タンパク質 ,  脂肪 ,  品種差 ,  牧草 ,  乳酸菌 ,  *飼料作物 ,  少糖類 ,  飼料効率 ,  *植物成分 ,  効率
準シソーラス用語： *発酵品質

分類 (1件)： 飼料一般  (FD07010W)

引用文献 (22件)：

• Blount AR, Wright DL, Sprenkel RK, Hewitt TD, Myer RO (2002) Forage soybeans for grazing, hay, and silage. UF/IFAS Extension. University of Florida, Florida, http://edis.ifas.ufl.edu/ag184 [cited 6 July 2016]
• Chang SR, Lu CH, Lur HS, Hsu FH (2012) Forage yield, chemical contents, and silage quality of manure soybean. Agron J 104: 130-136
• Devine ET, Hatley OE (1998) Registration of ‘Donegal’ forage soybean. Crop Sci 38: 1719-1720
• Devine ET, Hatley OE, Starner ED (1998a) Registration of ‘Derry’ forage soybean. Crop Sci 38: 1719
• Devine ET, Hatley OE, Starner ED (1998b) Registration of ‘Tyrone’ forage soybean. Crop Sci 38: 1720

タイトルに関連する用語 (7件)： ダイズ ,  生育 ,  ステージ ,  化学成分 ,  含量 ,  ホールクロップサイレージ ,  発酵品質