抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本研究では,旅行者の関心が旅行者の心理学と行動にどのように影響するかを調べた。消費者行動研究における「インターネット」の概念を用いて,旅行者の「関わり合い」を定義した。沖縄を訪れた観光客の関与のレベルを測定し,その関与レベルと旅行者心理学と行動との関係を調べた。次の結果を得た。1)訪問回数,移動の意図,旅行計画期間,および満足感は,関与レベルに依存して異なった。2)高関与グループは,すべてに対して高い傾向を示した。3)低い関与グループは,訪問回数,移動の意図,および満足感に関して低い傾向を示した。4)満足感と移動意図の中間関与グループレベルは,他のグループと比較して,中間傾向にあり,旅行計画期間は,高関与グループより短かった。調査結果は,高関与グループが沖縄をより頻繁に訪問し,移動へのより大きな意図を示し,彼らの訪問を非常に満足し,さらに,旅行者の目的地に対して,彼らを重要かつ「超一流の顧客」にするということを示した。(翻訳著者抄録)