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J-GLOBAL ID:202002263546178873   整理番号:20A2501481

反応性窒素種の重要な前駆体である亜硝酸塩のナノ粒子媒介,放射線誘発放出による局所腫瘍制御の増加【JST・京大機械翻訳】

Increased local tumor control through nanoparticle-mediated, radiation-triggered release of nitrite, an important precursor for reactive nitrogen species
著者 (8件):
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巻: 65  号: 19  ページ: 195003 (9pp)  発行年: 2020年 
JST資料番号: D0324A  ISSN: 0031-9155  CODEN: PHMBA7  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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線量増強金ナノ粒子(AuNPs)の有効性は,低腫瘍取り込み,低細胞膜浸透,限られた拡散距離,および放射線誘導二次粒子の短い寿命により,負に影響を受ける。これらの限界を克服するために,反応性窒素種の前駆体である亜硝酸塩の放射線誘発放出が可能な新規AuNP系を開発し,このシステムのin vivo特性化について報告した。AuNPsはPEG化,細胞透過ペプチド(CPP;AuNP@CPP)及びニトロイミダゾール(nIm;AuNP@nIm-CPP)を介して官能化した。皮下4T1腫瘍を有するマウスは,AuNP@nIm-CPPまたはAuNP@CPPを腹腔内に受けた。腫瘍と正常組織取込みを,AuNP投与24時間後に評価した。マウスの別のコホートを注射し,NP投与24時間後に,225kVp小型動物照射器で18Gyの単一分画線量に照射した。マウスを2週間追跡し,腫瘍反応を評価した。両NP系の平均物理的および流体力学的サイズは,それぞれ5および13nmであった。1wt%のNP nIm負荷を測定した。AuNP@nIm-CPPの腫瘍蓄積は,AuNP@CPPのそれより有意に低かった(それぞれ0.2%対1.2%)。対照的に,AuNP@nIm-CPPは,肝臓(16.5%対6.6%)および脾臓(10.8%対3.1%)において,AuNP@CPPと比較してより高い蓄積を示した。腫瘍反応に関しては,生理食塩水またはAuNP@nIm-CPPのみを投与された非照射マウスの間に,差応答は見られなかった。AuNP@CPP+放射線の組み合わせは,放射線単独からの差応答を示さなかった。対照的に,放射線単独と比較して,AuNP@nIm-CPP+放射線を受けたマウスでは,腫瘍再成長の有意な遅延が観察された。CPPとnImの両者で機能化したAuNPは,nImのないNP系と比較して1桁少ない腫瘍蓄積を示したが,有意に高い治療応答をもたらした。著者らのデータは,AuNP@nIm-CPPの生体動力学を改善することにより,この新規NP系は,放射線療法後の治療応答増強のための有望な放射線増感剤となり得ることを示唆する。Please refer to the publisher for the copyright holders. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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医用素材  ,  腫ようの実験的治療 

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