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J-GLOBAL ID:202002263551221314   整理番号:20A2060066

細菌増殖とクオラムセンシングを阻害するスマート戦略としてのキトサンハイブリッドナノ粒子に負荷したナリジキシ酸-バナジウム複合体の設計【JST・京大機械翻訳】

Design of nalidixic acid-vanadium complex loaded into chitosan hybrid nanoparticles as smart strategy to inhibit bacterial growth and quorum sensing
著者 (6件):
資料名:
巻: 161  ページ: 1568-1580  発行年: 2020年 
JST資料番号: T0898A  ISSN: 0141-8130  CODEN: IJBMDR  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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感染症の治療に対する新たな選択肢の発見が,世界的な関心の高まりの焦点となっている。広いスペクトル抗生物質ナリジキシ酸(NA)とオキシドバナジウム(IV)イオンとの錯化とハイブリッドナノ粒子系へのその取り込みを調べた。V-NA複合体は,阻害実験に基づき,NAよりも大腸菌,セレウス菌,黄色ぶどう球菌および緑膿菌に対する強力な抗菌剤であることが証明された。オイドラギットNE30D(EuNP)のミリスチン酸ナノ構造脂質キャリア(NLC)と高分子ナノ粒子をキトサン(chi)とハイブリダイズし,それらの安定性と粘膜接着性を増加させた。それらはそれぞれ97.8±0.5%と96.1±0.1%のV-NAカプセル化を示した。TEMとDLSキャラクタリゼーションは,170から330nmの範囲の球状正荷電NPの存在を確認した。NPからのV-NAの制御放出を3日間30~40%の放出で観察した。遊離複合体の625μMと比較して,NLC/chiおよびEuNP/chiに対して,それぞれ59.3および129.9μMのMIC値を有する緑膿菌に対して,V-NA抗菌活性の5から10倍へのかなりの増強が明らかになった。ハイブリッドNPはレポーターChromobacterium violaceumのクオラムセンシングを妨害した。マウス線維芽細胞L929細胞に対する細胞毒性をMTTアッセイにより29.7~519μMの範囲で評価し,NLC/chi粒子は29.7~60μMの範囲で細胞増殖を支持し,一方Eu/chiは29.7~120μMの細胞毒性を示さなかった。これらの結果は,ナノ粒子が薬物送達応用に適したシステムであることを示唆する。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
抗細菌薬の基礎研究  ,  医用素材  ,  微生物に対する影響  ,  病原体に作用する抗生物質の基礎研究 

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