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J-GLOBAL ID：202002263558558458   整理番号：20A2433961

2.核融合プラズマシミュレーション研究の進展 2.4 周辺プラズマの輸送とプラズマ・壁相互作用

2. Progress in Simulation Study of Fusion Plasmas: 2.4: Peripheral Plasma Transport and Plasma-Wall Interaction

著者 (10件)： 鈴木康浩 (自然科学研究機構 核融合科研) ,  鈴木康浩 (総合研究大学院大) ,  河村学思 (自然科学研究機構 核融合科研) ,  河村学思 (総合研究大学院大) ,  中村浩章 (自然科学研究機構 核融合科研) ,  中村浩章 (名古屋大) ,  伊藤篤史 (自然科学研究機構 核融合科研) ,  高山有道 (自然科学研究機構 核融合科研) ,  藤原進 (自然科学研究機構 核融合科研) ,  藤原進 (京都工繊大)
資料名： プラズマ・核融合学会誌  (Journal of Plasma and Fusion Research)
巻： 96  号： 10  ページ： 603-609  発行年： 2020年10月25日 
JST資料番号： G0114A  ISSN： 0918-7928  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本節では,粒子や熱が周辺プラズマ中でどのように輸送され,第一壁やダイバータ材料をどのように損傷させるかを議論する.周辺プラズマ部での輸送に関しては,EMC3-EIRENEコードを用いた最新の解析結果を中心に紹介し,加えてペレット入射による周辺MHD不安定性制御の非線形シミュレーション結果を紹介する.プラズマ・壁相互作用については分子動力学を用いたシミュレーションの最新の成果について紹介する.特に,周辺プラズマ領域では水素分子の分子活性再結合反応が大きな役割を担う.それを解明するには水素分子の振動・回転状態が必要となる.分子動力学法・EMC3-EIRENEコード・中性粒子輸送コードを組み合わせることで,水素分子の状態を求めた.さらに,大学との共同研究として進めてきた,タングステンファズ構造光学特性のFDTDシミュレーション,トリチウムのβ崩壊によるDNAへの影響を調べる分子動力学シミュレーションも紹介する.(著者抄録)

シソーラス用語： *プラズマ ,  プラズマシミュレーション ,  *プラズマ壁相互作用 ,  プラズマ対向機器 ,  *ダイバータ ,  *輸送現象 ,  *周辺プラズマ ,  マクロ不安定性 ,  プラズマ安定化 ,  *制御 ,  計算機シミュレーション ,  不純物 ,  計算機コード ,  研究 ,  ペレット入射 ,  非線形解析 ,  シミュレーションコード ,  ダイバータプラズマ ,  *プラズマ制御 ,  プラズマ不純物 ,  *プラズマ輸送過程 ,  *核融合プラズマ ,  分子動力学シミュレーション ,  MHDプラズマ不安定性 ,  計算機利用 ,  利用
準シソーラス用語： MHD不安定性 ,  共同研究

分類 (2件)： 固体-プラズマ相互作用  (BJ02033W) ,  核融合装置  (BJ02083Z)

引用文献 (30件)：

• G. Kawamura et al., Contrib. Plasma Phys. 54, 437 (2014).
• R. Matoike et al., Plasma Fusion Res. 14, 3403127 (2019).
• H. Tanaka et al., Contrib. Plasma Phys. in press.
• T. Kuwabara et al., Contrib. Plasma Phys. 56, 598 (2016).
• B. Liu et al., Plasma Phys. Contrib. Fusion 62, 035003(2020).

タイトルに関連する用語 (7件)： 核融合プラズマ ,  シミュレーション ,  研究 ,  進展 ,  周辺プラズマ ,  輸送 ,  プラズマ・壁相互作用