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J-GLOBAL ID:202002263562909810   整理番号:20A1540582

ニホンウナギ Anguilla japonicaのレプトケファルスのためのキチン加水分解物の飼料添加

Dietary supplementation with chitin hydrolysates for Anguilla japonica leptocephali
著者 (6件):
資料名:
巻: 86  号:ページ: 685-692  発行年: 2020年07月 
JST資料番号: L2029A  ISSN: 0919-9268  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,ニホンウナギ Anguilla japonicaの仔魚の成長に及ぼす異なるタイプのキチン加水分解物を添加した飼料の効果を評価した。精製した単量体のN-アセチルグルコサミン(NAG1),単量体,二量体および三量体の混合物(NAG3),単量体,二量体,三量体,四量体,五量体および六量体の混合物(NAG6)を2%含む人工飼料,または対照飼料で仔魚を26日間飼育した。NAG3とNAG6を給餌した仔魚は,対照区の仔魚より有意に急成長した(p<0.05)。しかし,NAG6給餌仔魚の生存率は不明な理由で低かった(8%)が,NAG1およびNAG3給餌仔魚の生存率は約46%で,対照区の仔魚の生存率とほぼ同じであった(p>0.9)。これらの結果は,NAG3がウナギ仔魚にとって最も効果的な添加物であることを示している。用量反応解析では,飼料中のNAG3の最適レベルが1%付近であることを示した。ウナギ仔魚におけるキチン加水分解物の生理活性は不明ではあるが,これらの加水分解物の一部は,魚体の主要成分であるグリコサミノグリカンの成分としてウナギ仔魚により利用されるものと思われる。あるいは,これらの加水分解物は生理活性物質として作用し,魚類の健康に影響しているか,またはウナギ仔魚におけるエネルギーの効率的な利用において,それらの成長を促進している可能性がある。Copyright Japanese Society of Fisheries Science 2020 Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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魚類  ,  餌料 

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