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J-GLOBAL ID:202002263577340236   整理番号:20A1788933

若齢および成体のトゲウオにおける性バイアス遺伝子発現に対する性連鎖およびアンドロゲン調節の寄与の差異【JST・京大機械翻訳】

Differences in the contributions of sex linkage and androgen regulation to sex-biased gene expression in juvenile and adult sticklebacks
著者 (5件):
資料名:
巻: 33  号:ページ: 1129-1138  発行年: 2020年 
JST資料番号: T0534A  ISSN: 1010-061X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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男性と女性間の異なる進化的関心は性的二形性の進化につながる。しかし,共有ゲノムによる性間遺伝的相関は性的二形性の進化を制約し,結果として,遺伝子座内性矛盾をもたらす。このコンフリクトを解決する機構の1つは性連鎖であり,オスとメスが性染色体上の異なる対立遺伝子を運ぶことを可能にする。もう1つは,脊椎動物における性腺ステロイドによってしばしば媒介される性偏性遺伝子発現を引き起こす調節突然変異である。これら2つの機構が,遺伝子座内性対立の分解能への寄与で異なる。性的コンフリクトの大きさは,若年期と成人期の間でしばしば変化する。生殖腺ステロイドは発生時に力価で変化するので,生殖腺ステロイドは特定の発生段階でのみ性的二形性発現において役割を果たすが,性結合は生命を通して発現する性的二形性にとってより重要であると仮定した。幼生と成体の3つのスッスルバックの脳トランスクリプトーム解析は,両段階で性に偏った遺伝子の大部分は性結合であることを示した。性に偏ったトランスクリプトームに対するアンドロゲン依存性調節の相対的寄与は増加し,性連鎖のそれは幼生と比較して成体で減少した。性差の大きさはアンドロゲン応答遺伝子より性結合遺伝子で大きく,性連鎖が遺伝子発現における大きな性差の産生におけるアンドロゲン調節より効果的であることを示唆した。全体として,著者らのデータは,性連鎖が生命を通して性的対立を解決するのに有効であるという仮説と一致するが,アンドロゲン依存性調節は性的対立の一時的解決に寄与することができる。Copyright 2020 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
遺伝子の構造と化学  ,  進化論一般 

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