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J-GLOBAL ID:202002263582883757   整理番号:20A2114979

磁束密度と電力損失の時間微分を用いたフェライト中の磁界強度の分解

Decomposition of Magnetic Field Intensity in Ferrite Based on Time Derivative of Magnetic Flux Density and Power Loss
著者 (2件):
資料名:
巻: 44  号:ページ: 102-107(J-STAGE)  発行年: 2020年 
JST資料番号: U0776A  ISSN: 1882-2932  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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フェライトの電力損失を解析する方法が求められており,低損失フェライトの開発につながると期待されている。本論文では,フェライトの磁界強度を4つの成分に分解して解析した。磁気誘導の時間微分であるdB/dtが低い場合,磁界強度はHu及びHhの2つの成分だけで構成され,それぞれ磁束とヒステリシス損失が得られる。高dB/dtの励起では,Hu及びHhに加えて,Hv及びHfの2つの成分からなる磁場強度が現れ,Hvは透磁率を低下させ,Hfは動的磁気損失を引き起こす。Hu,Hh,Hv及びHfの温度特性が異なることから,ヒステリシスと動的磁気損失が異なる物理機構によって引き起こされていることが示唆される。Hu(B,Bm),Hh(B,Bm),Hv(B,dB/dt,Bm)及びHf(B,dB/dt,Bm)の関数表は,フェライトコア温度20,40,60°C(Bmは最大磁束密度)での測定から得られた。これらの表を用いて,フェライトインダクタに正弦波電圧を印加したときの励起磁界強度をシミュレーションした。シミュレーション結果は実験結果とよく一致している。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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酸化物結晶の磁性 
引用文献 (8件):
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