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J-GLOBAL ID：202002263608382015   整理番号：20A0882078

ニジマス(Oncorhynchus mykiss)の化学感覚検出と銅ナノ粒子および銅イオンへの反応【JST・京大機械翻訳】

Rainbow trout (Oncorhynchus mykiss) chemosensory detection of and reactions to copper nanoparticles and copper ions

著者 (3件)： Razmara Parastoo (Department of Biological Sciences, University of Lethbridge, Lethbridge, Alberta, T1K 3M4, Canada) ,  Sharpe Justin (Department of Biological Sciences, University of Lethbridge, Lethbridge, Alberta, T1K 3M4, Canada) ,  Pyle Gregory G. (Department of Biological Sciences, University of Lethbridge, Lethbridge, Alberta, T1K 3M4, Canada)
資料名： Environmental Pollution  (Environmental Pollution)
巻： 260  ページ： Null  発行年： 2020年 
JST資料番号： D0984B  ISSN： 0269-7491  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 銅は魚嗅覚を妨害することが知られている。銅イオン(Cu2+)の化学感覚検出と嗅覚毒性は魚において大きく研究されているが,銅ナノ粒子(CuNPs)の嗅覚駆動検出は,水生系への急速に出現する汚染物質がほとんど知られていない。本研究は,電気嗅覚法(EOG,神経生理学的技術)および嗅覚媒介行動アッセイを用いて,CuNPsまたはCu2+の等毒性濃度に対するニジマスの嗅覚応答を調べることを目的とした。最初の実験では,神経生理学的および行動学的分析の両方を用いて嗅覚刺激として,24時間にわたって20%(それぞれ220および3.5μg/LのEOGに基づく24時間IC20s,CuNPsおよびCu2+に対して3.5μg/L)を損傷することが知られている汚染物質の濃度を試験した。第2の実験では,CuNPsまたはCu2+の存在が魚の社会的合図(タウロコール酸(TCA))を知覚する能力に影響するかどうかを決定するために,魚をCu汚染物質の1つの形(約15分)に急性曝露した。曝露後,嗅覚感受性をEOGにより測定し,選択迷路内の嗅覚仲介行動をTCAの存在下で記録した。神経生理学的および行動学的実験の結果は,ニジマスがCuNPsのIC20を検出し避けることができることを示す。Cu2+のIC20はニジマスの嗅覚検出閾値以下であり,魚はCu2+を避けなかった。行動エンドポイントの高感度は,この変化がEOGを利用していないにもかかわらず,CuNP曝露魚におけるTCAに対する平均応答の欠如を明らかにした。CuNPsへの短時間曝露の間のTCAへの応答の減少は,CuNPsによる嗅覚疲労または嗅覚感覚ニューロン(OSN)の遮断のどちらかの結果である可能性がある。CuNP曝露によって引き起こされた観察された行動干渉は,CuNPsが適応性と生存に潜在的に影響する他の挙動を妨害する能力を持つことを示す可能性がある。また,著者らの発見は,CuNPsとCu2+に対するOSNの異なる応答を明らかにした。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *ニジマス ,  行動科学 ,  適応性 ,  汚染物質 ,  感受性 ,  *銅 ,  高感度 ,  嗅覚 ,  知覚神経 ,  干渉
準シソーラス用語： *銅イオン ,  *銅ナノ粒子 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： 銅ナノ粒子 ,  化学感覚検出 ,  行動回避 ,  ニジマス

分類 (1件)： 重金属とその化合物一般  (SB05021R)

タイトルに関連する用語 (5件)： ニジマス ,  Oncorhynchus ,  化学感覚 ,  銅ナノ粒子 ,  銅イオン