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J-GLOBAL ID:202002263669614141   整理番号:20A0970770

サンゴ共生藻と環境との対話,宿主との対話

How coral symbiont algae communicate with their environments and hosts
著者 (2件):
資料名:
巻: 30  号:ページ: 35-45  発行年: 2020年04月30日 
JST資料番号: L7630A  ISSN: 1884-2852  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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・宿主刺胞動物と安定的な細胞内共生を営む褐虫藻は熱帯・亜熱帯地域での一次生産者としてサンゴ礁生態系を支えるなど生態学的に重要な役割を果たしているが,宿主と共生体はそれぞれが,あるいはどちらか一方は独立栄養生活が可能な「可塑的な共生」であり,共生の成立や崩壊の要因も多様。
・この記事では先ず,共生現象に関し,1)光合成生物と共生するということ,2)刺胞動物と褐虫藻の共生,3)共生の成立過程,4)食胞,共生胞,リソソーム,高温ストレスによる刺胞動物の個体レベルでの共生崩壊:白化現象,および6)細胞レベルで見る白化現象に分けて説明。
・次いで,共生モデル系を用いた白化関連遺伝子の探索に関し,1)新たな共生モデル生物であるセイタカイソギンチャク,2)トランスクリプトームによる遺伝子発現比較,3)宿主セイタカイソギンチャクにおける高温白化関連遺伝子,4)共生体褐虫藻における高温白化関連遺伝子,5)白化関連遺伝子から見る共生崩壊メカニズムに分けて説明。
・最後に,白化研究の現状に関し,1)これまでのオミクス研究,2)共生の維持に関連する代謝経路,3)糖代謝経路の刺胞動物と褐虫藻の互いの認識への関与,および4)刺胞動物と褐虫藻のやりとりに分けて概説。
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分類 (3件):
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異種生物間相互作用  ,  植物生態学  ,  個体群生態学 
引用文献 (56件):
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