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J-GLOBAL ID:202002263866206870   整理番号:20A1097849

乳房腺腫上皮腫におけるHRAS Q61R変異の免疫組織化学的評価【JST・京大機械翻訳】

Immunohistochemical assessment of HRAS Q61R mutations in breast adenomyoepitheliomas
著者 (21件):
資料名:
巻: 76  号:ページ: 865-874  発行年: 2020年 
JST資料番号: W2598A  ISSN: 0309-0167  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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目的:乳房腺筋上皮腫(AMEs)はまれな腫瘍である。ほとんどのエストロゲン受容体(ER)陽性AMEsはホスホイノシチド3-キナーゼ(PI3K)経路遺伝子に変異を有するが,ER陰性AMEsは通常HRAS Q61ホットスポット及びPI3K経路遺伝子に影響する同時変異を有する。ここでは,AMEsにおけるHRAS Q61R変異の検出のためのRAS Q61R免疫組織化学(IHC)分析の感度と特異性を決定することを試みた。【方法】以前に,HRAS Q61ホットスポット遺伝子座の超並列配列決定(n=21)またはSanger配列決定(n=5)を受けた26のAMEs(14のER陽性;12のER陰性)を本研究に含んだ。すべてのAMEsは,詳細な組織病理学的分析に加えて,モノクローナル(SP174)RAS Q61R特異抗体によるIHC分析を受けた。9個のER陰性AMEsは,Q61R(n=7)およびQ61K(n=2)突然変異を含むHRAS変異を有していた。HRAS Q61R変異を有する7つの(71%)AMEsのうち5つは免疫組織化学的に陽性であったが,HRAS Q61R突然変異(n=17)を欠くAMEsのいずれも免疫反応性ではなかった。RAS Q61R免疫反応性は,症例の80%(4/5)で筋上皮に限定されたが,1症例は上皮成分と筋上皮成分の両方で免疫反応性を示した。RAS Q61R免疫組織化学的に陽性のAMEsは,上皮(P<0.05)および筋上皮(P<0.01)成分における浸潤境界(P<0.001),壊死(P<0.01)および有糸分裂指数と関連していた。RAS Q61R IHC評価はQ61K変異(0/2)を明らかにしなかった。結論:RAS Q61RのIHC分析は,乳房AMEsにおけるHRAS Q61R突然変異の検出に対し,高い特異性(100%)と中等度の感受性(71%)を示し,HRAS Q61K変異を検出しなかった。RAS Q61RのIHC分析は,ER陰性AMEsの診断作業において有用な技術を構成する可能性がある。Copyright 2020 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
腫ようの化学・生化学・病理学  ,  基礎腫よう学一般  ,  遺伝子発現  ,  血液の腫よう 

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