文献

J-GLOBAL ID：202002264074673328   整理番号：20A1277058

シクロヘキセンオキシドとCO_2の共重合のための触媒としての第四アンモニウムハライドを有するアルミニウムポルフィリン:金属-配位子協同触媒作用【JST・京大機械翻訳】

Aluminum porphyrins with quaternary ammonium halides as catalysts for copolymerization of cyclohexene oxide and CO₂: metal-ligand cooperative catalysis

著者 (8件)： Deng Jingyuan (Department of Chemistry and Biotechnology, Graduate School of Engineering, The University of Tokyo, 7-3-1 Hongo, Bunkyo-ku, Tokyo 113-8656, Japan. [e-mail]) ,  Ratanasak Manussada ,  Sako Yuma ,  Tokuda Hideki ,  Maeda Chihiro ,  Hasegawa Jun-ya ,  Nozaki Kyoko ,  Ema Tadashi
資料名： Chemical Science (Web)  (Chemical Science (Web))
巻： 11  号： 22  ページ： 5669-5675  発行年： 2020年 
JST資料番号： U7042A  ISSN： 2041-6539  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 第四級ハロゲン化アンモニウム,2-Clおよび2-Brを有する二官能性AlIIIポルフィリンは,120°Cでのシクロヘキセンオキシド(CHO)およびCO_2の共重合のための優れた触媒として作用した。ターンオーバ頻度(TOF)とターンオーバ数(TON)はそれぞれ10000h~(-1)と55000に達し,281000までの分子量を持つポリ(シクロヘキセンカーボネート)(PCHC)が0.001mol%の触媒負荷で得られた。対照的に,二官能Mg2およびZn2対応物,3-Clおよび4-Cl,ならびに二元触媒系,ビス(トリフェニレホスフィン)イミニウムクロリド(PPNCl)との1-Clは,劣った触媒性能を示した。速度論研究は,反応速度が[CHO]と[2-Br]で一次,[CO2]でゼロ次であることを明らかにし,活性化パラメータは80°CでΔH~‡=12.4kcal/mol~1,ΔS~1K~1,ΔG~‡=21.6kcal/molであった。2つのモデル触媒,Al~III錯体2′およびMg2錯体3′に関する比較DFT計算により,二官能性Al~III触媒の触媒挙動における重要な因子を抽出することができた。高い重合活性と炭酸塩結合選択性は,金属中心と第四アンモニウムカチオンの協同作用に由来し,両者とも炭酸塩アニオンによるエポキシド開環を容易にし,TS3b(ΔH~‡=13.3kcal/mol~1,ΔS~1K~-1,ΔG~‡=14.4kcal/mol)のような重要な遷移状態で炭酸塩結合を形成した。Copyright 2020 Royal Society of Chemistry All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 反応速度 ,  *共重合 ,  *重合 ,  *ハロゲン化物 ,  ハロゲン化 ,  開環反応 ,  炭酸塩 ,  アニオン ,  *アンモニウムイオン ,  *第四アンモニウム ,  密度汎関数法 ,  二元触媒 ,  ターンオーバー数
準シソーラス用語： エポキシ化合物 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： 付加反応,脱離反応  (CF02030M) ,  有機りん化合物  (CF08040N)

物質索引 (1件)： シクロヘキセンオキシド

タイトルに関連する用語 (10件)： シクロヘキセンオキシド ,  共重合 ,  触媒 ,  第四アンモニウム ,  ハライド ,  アルミニウム ,  ポルフィリン ,  配位子 ,  協同 ,  触媒作用