文献

J-GLOBAL ID：202002264087365002   整理番号：20A0782498

免疫微小環境としての肝細胞癌細胞における異常脂質代謝:レビュー【JST・京大機械翻訳】

Aberrant lipid metabolism in hepatocellular carcinoma cells as well as immune microenvironment: A review

著者 (4件)： Hu Bo (Department of Liver Surgery, Peking Union Medical College Hospital, Chinese Academy of Medical Sciences and Peking Union Medical College, Beijing, China) ,  Lin Jian-Zhen (Department of Liver Surgery, Peking Union Medical College Hospital, Chinese Academy of Medical Sciences and Peking Union Medical College, Beijing, China) ,  Yang Xiao-Bo (Department of Liver Surgery, Peking Union Medical College Hospital, Chinese Academy of Medical Sciences and Peking Union Medical College, Beijing, China) ,  Sang Xin-Ting (Department of Liver Surgery, Peking Union Medical College Hospital, Chinese Academy of Medical Sciences and Peking Union Medical College, Beijing, China)
資料名： Cell Proliferation  (Cell Proliferation)
巻： 53  号： 3  ページ： e12772  発行年： 2020年 
JST資料番号： T0301A  ISSN： 0960-7722  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 肝細胞癌(HCC)は,高い世界的有病率と予後不良を伴う肝臓の原発性悪性腫瘍である。研究は,その分子病因と生物学的特性に関して緊急に必要である。腫瘍微小環境(TME)への適応のための代謝再プログラミングは,癌の特徴として認識されている。脂質代謝酵素の発現と活性の変化に関与する脂質代謝,特に脂肪酸(FA)代謝の調節異常は,最近の研究におけるホットスポットであり,それはHCCの発生と進行に関与している可能性がある。一方,免疫細胞はHCC微小環境における重要なプレーヤーとしても知られており,癌細胞との複雑なクロストークを示している。新たな証拠は,TMEにおける免疫細胞の機能が異常な脂質代謝に密接に関連していることを示している。本レビューでは,TMEにおける脂質代謝再プログラミングの最近の知見を要約し,これらの知見をHCC進行と関連付けた。調節されていない脂質代謝と関連するシグナル伝達経路の理解は,細胞脂質代謝の再プログラミングまたはTMEの調節によりHCCを治療する新しい戦略を示唆する可能性がある。Copyright 2020 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： クロストーク ,  *肝細胞癌 ,  ホットスポット ,  病因 ,  *脂質代謝 ,  酵素 ,  *腫瘍細胞
準シソーラス用語： 免疫細胞 ,  リプログラミング ,  予後不良 ,  *微小環境 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： 脂肪酸酸化 ,  脂肪酸合成 ,  肝細胞癌 ,  局所免疫状態 ,  代謝リプログラミング ,  腫瘍微小環境

分類 (3件)： 腫ようの化学・生化学・病理学  (GE02030N) ,  細胞生理一般  (EF02010S) ,  消化器の腫よう  (GH04000D)

タイトルに関連する用語 (5件)： 免疫微小環境 ,  肝細胞 ,  癌細胞 ,  脂質代謝 ,  レビュー