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J-GLOBAL ID：202002264091250789   整理番号：20A2235300

衛星測位情報を用いた端島でのRC造建築物の変位状況把握

MEASUREMENT OF DISPLACEMENT STATE FOR RC APARTMENT BUILDINGS AT HASHIMA ISLAND USING SATELLITE POSITIONING INFORMATION

著者 (3件)： 室井翔太 (国際航業(株)) ,  向井智久 ((国研)建築研究所) ,  江川真史 (国際航業(株))
資料名： 日本建築学会技術報告集(Web)  (AIJ Journal of Technology and Design (Web))
巻： 26  号： 63  ページ： 788-792(J-STAGE)  発行年： 2020年 
JST資料番号： U1713A  ISSN： 1881-8188  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 劣化状態を測定するために,日本の長崎県の端島にある古いRC建築物に低コストのGNSSセンサを設置した。統計的母集団移動平均法を,残留変形測定技術としてこれらのGNSSデータに適用し,年代順にに分析した。また,弾性挙動を示している建物において,温度による膨張と収縮変形を見出した。さらに,データは連続的に記録され,過酷な測定環境に変換されることができる。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *衛星航法 ,  *衛星測位 ,  測定精度 ,  島 ,  構造物 ,  *鉄筋コンクリート構造 ,  母集団 ,  移動平均法 ,  弾性 ,  熱膨張 ,  収縮 ,  劣化 ,  *GNSS
準シソーラス用語： RTK測位 ,  端島 ,  RC建造物

著者キーワード (10件)： - ,  - ,  - ,  - ,  - ,  - ,  - ,  - ,  - ,  -

分類 (1件)： 建築物の維持・管理  (RB01020X)

引用文献 (7件)：

• 1) 野口貴文, 楠浩一, 椛山健二, 迫田丈志, 向井智久, 前田匡樹, 今本啓一, 兼松学, 濱崎仁:端島の建物の劣化による構造性能低減に関する研究 その1 調査概要, 日本建築学会大会学術講演梗概集,pp.515-516, 2016.8
• 2) 濱本卓司, 倉田成人, 猿渡俊介, 河本満, 富岡昭浩, 大胡拓矢:想定外事象に対する建築群変化検知システムの軍艦島における実証試験, 日本建築学会技術報告集第24巻第57号, pp.553-558, 2018.6
• 3) 吉田昭仁, 田村幸雄, 石橋外史:GPS を用いた建物の変位応答測定および健全性モニタリング, 日本建築学会構造系論文集 第571号, pp.39-44, 2003.9
• 4) 武石朗, 飯島功一郎, 江川真史, 室井翔太, 横田聖哉, 藤原優:衛星測位を利用した次世代地すべり検知システム, GPS/GNSS シンポジウム2018, pp.132-136, 2018.10
• 5) 三菱鍍業株式会社高島礦業所:端島鑛概要, 1953.8

タイトルに関連する用語 (8件)： 衛星 ,  測位情報 ,  端島 ,  RC造 ,  建築物 ,  変位 ,  状況 ,  把握