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J-GLOBAL ID:202002264177360042   整理番号:20A0782751

β-アドレナリン受容体遮断薬を用いた歯運動誘発スクレロスチン発現の抑制【JST・京大機械翻訳】

Suppression of tooth movement-induced sclerostin expression using β-adrenergic receptor blockers
著者 (11件):
資料名:
巻: 26  号:ページ: 621-629  発行年: 2020年 
JST資料番号: W2707A  ISSN: 1354-523X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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目的:最近,交感神経系による骨代謝の調節が明らかにされている。歯の動きは,交感神経活性化による骨代謝回転の増加により増加する。本研究は,交感神経緊張を伴う自然発症高血圧ラット(SHR)における歯の動きに対するβアドレナリン受容体(β-AR)遮断薬アテノロール(β1-AR遮断薬),ブトキシアミン(β2-AR遮断薬)およびプロプラノロール(非選択的β-AR遮断薬)の効果を比較することを目的とした。【材料と方法】自然発症高血圧ラットを以下の4つの群に分割した:SHR対照群と0.1mg/kgのアテノロール,1mg/kgのブトキシアミンまたは1mg/kgのプロプラノロール(n=6のラット/群)で治療した群。各治療群に対してアテノロール,ブトキシアミンまたはプロプラノロールを毎日投与し,閉鎖コイルばねを用いて矯正力を適用した。最後に,核因子κBリガンド(RANKL)とスクレロスチン(SOST)の受容体活性化因子について免疫組織化学的分析を行った。結果:アテノロール,ブトキシアミンおよびプロプラノロールは,歯の動きを阻害し,上顎歯槽骨量を増加させた。組織学的分析は,これらのβ-AR遮断薬が圧縮側で破骨細胞活性を低下させることを明らかにした。さらに,免疫組織化学的分析により,アテノロール,ブトキシアミンおよびプロプラノロールは,圧縮側におけるRANKL-およびSOST-陽性骨細胞の数を減少させることが明らかになった。結論:β-AR遮断薬は,歯槽骨吸収を増加させることに伴って,骨細胞における歯の動きを減少させ,SOSTを下方制御した。Copyright 2020 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (5件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
循環系の基礎医学  ,  骨格系  ,  細胞膜の受容体  ,  交感神経抑制薬の基礎研究  ,  運動器系の基礎医学 

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