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J-GLOBAL ID：202002264218555398   整理番号：20A0749847

事故後の電圧変化に着目した新しい脱調予測手法

The Novel Method for Out-of-step Condition Prediction using Post-disturbance Voltage Deviations

著者 (2件)： 清水浩一郎 (関西電力(株)技術研究所) ,  石亀篤司 (大阪府立大学)
資料名： 電気学会論文誌 B  (IEEJ Transactions on Power and Energy)
巻： 140  号： 1  ページ： 31-32(J-STAGE)  発行年： 2020年 
JST資料番号： S0809A  ISSN： 0385-4213  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 不安定性によって起こる停電を防ぐために,潜在的に危険な状態の早期予測が不可欠である。本論文は,厳しい擾乱を受けた後の脱調を早期に予測する新しい方法を示す。本提案の方法は,事故後の擾乱電圧の大きさとそれらの微分との積(VΔV)に基づいており,それは過渡安定性指標として使用する。この新しい方法は,回転子角度に基づく過渡安定性予測法と比較して,計算的に単純で高速である。さらに,このアルゴリズムはトランスペアレントであり,機械学習法を必要とせず,従って産業界に受け入れられやすいと思われる。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： 過渡安定度 ,  系統安定度 ,  非同期状態 ,  *予測技法 ,  電力変動 ,  *停電 ,  *電圧変動 ,  回転子 ,  角度 ,  発電機 ,  *一機無限大母線系統 ,  シミュレーション
準シソーラス用語： *脱調 ,  電力動揺 ,  回転子角度

著者キーワード (10件)： - ,  - ,  - ,  - ,  - ,  - ,  - ,  - ,  - ,  -

分類 (1件)： 電力系統一般  (NB02000E)

引用文献 (5件)：

• (1) Investigating R&D Committee on History of Power System Analyses: “History of Power System Stability Analyses”, IEEJ Technical Reports, No. 1454 (2019) (in Japanese)
• 電力系統解析技術の歴史調査専門委員会:「電力系統の安定性に関わる解析技術の歴史」, 電気学会技術報告, No. 1454 (2019)
• (2) 電気学会調査専門委員会:「電力系統の標準モデル」, 電気学会技術報告, No. 754 (1999)
• (3) K. Tanaka: “Fast Transient Stability Assessment based on Energy Function Method-Cooperation with Simulation Method-”, CRIEPI Reseach Report, T99019 (2000) (in Japanese)
• 田中和幸:「エネルギー関数法による電力系統過渡安定度の高速判定-シミュレーション法との併用-」, 電中研報告, T99019 (2000)

タイトルに関連する用語 (5件)： 事故 ,  電圧変化 ,  着目 ,  脱調 ,  予測手法