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J-GLOBAL ID:202002264363283274   整理番号:20A0149262

放棄圃場管理のための持続可能なヤギ放牧:5年間にわたる植生品質,量およびヤギの栄養状態の動態

Sustainable goat grazing for managing abandoned fields: Dynamics of vegetation quality, quantity and nutritional status of goats over five years
著者 (5件):
資料名:
巻: 66  号:ページ: 16-28  発行年: 2020年01月 
JST資料番号: W1438A  ISSN: 1744-6961  CODEN: GRSCFG  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オーストラリア (AUS)  言語: 英語 (EN)
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放牧ヤギは放棄圃場の管理に利用できる可能性がある。しかし,放棄圃場における植生変化の結果として,長期放牧がヤギにどのように影響するかは不明である。本研究では,異なる放牧率,すなわち高放牧率(HS:30~33ヤギ/ha)および低放牧率(LS:14ヤギ/ha)において,放棄圃場での5年間の植生品質と量およびヤギの栄養状態の動態を評価することを目的とした。5年において,優占植物種は,HSで竹(Phyllostachys edulis)から房状草種に変化し,一方,LSでは5年を通して矮性竹(Pleioblastus argenteostriatus)が優勢であった。両放牧率における年間植物バイオマスは類似しており,年から年に変化した。ヤギの飼料中の粗蛋白質含有量は,放牧率に関係なくいかなる季節的または年間の傾向も示さなかった。HS飼料中の中性デタージェント繊維含有量は,いかなる季節的または年間の傾向も示さなかったが,LS飼料中のそれは放牧年とともに直線的に増加した。LSのヤギに対する乾物量(DM)摂取量は放牧年と共に直線的に減少したが(p<0.05),HSのヤギに対するそれはいかなる傾向も示さなかった。DM消化性は,LSのヤギよりもHSのヤギで高かった(p<0.05)。血清パラメータは,研究年にわたりヤギの負の栄養状態を示さなかった。放牧率に関係なく,放牧年を通して年間の日増体量は正であった。従って,ここで研究した放牧率範囲内では,長期ヤギ放牧は放棄圃場における植生の質を変化させたが,ヤギは,5年間,それらの栄養状態と体重を維持することができた。従って,ヤギ放牧は長期にわたる放棄植生を制御する実行可能な方法である。Copyright 2021 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
飼料作物,草地  ,  羊,山羊 

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