文献

J-GLOBAL ID：202002264365684757   整理番号：20A2221190

鉄基形状記憶合金FeMnAlNiTiにおける疲れ亀裂発生【JST・京大機械翻訳】

Fatigue Crack Initiation in the Iron-Based Shape Memory Alloy FeMnAlNiTi

著者 (5件)： Sidharth R. (Department of Mechanical Science and Engineering, University of Illinois At Urbana-Champaign, Urbana, IL, USA) ,  Abuzaid W. (Department of Mechanical Engineering, American University of Sharjah, Sharjah, United Arab Emirates) ,  Vollmer M. (Institute of Materials Engineering, University of Kassel, Kassel, Germany) ,  Niendorf T. (Institute of Materials Engineering, University of Kassel, Kassel, Germany) ,  Sehitoglu H. (Department of Mechanical Science and Engineering, University of Illinois At Urbana-Champaign, Urbana, IL, USA)
資料名： Shape Memory and Superelasticity  (Shape Memory and Superelasticity)
巻： 6  号： 3  ページ： 323-331  発行年： 2020年 
JST資料番号： W4943A  ISSN： 2199-384X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 新しく開発されたFeMnAlNiTi形状記憶合金(SMA)は,加工の容易さ,室温超弾性,広い超弾性窓,および高い変態応力レベルを含む望ましい特性のために,かなり有望である。本研究では,700MPaの高い変態応力で9%の変態歪を示す[数式:原文を参照]近くの引張軸を有する単結晶を報告する。機能性能は,40の印加サイクルのそれぞれに対して,増分歪試験における適用歪の98%の優れた回復を明らかにした。同時に,全残留歪は各サイクル後に増加した。残留マルテンサイトの蓄積は,オーステナイト/マルテンサイト(A/M)界面のピン止めにより,おそらく観察された。続いて,一定歪振幅1%の構造疲れ荷重下で,回復可能な歪は局所残留マルテンサイト領域で約1.15%飽和する。回復可能な菌株の断続的な増強は,以前に未変換のドメインで誘発された形質転換により観察される。結局,疲労破壊は2046サイクル後に生じ,破壊の支配的機構はA/M界面に沿った微小亀裂開始と合体であった。したがって,超弾性(SE)機能性において決定的な役割を果たす界面転位は,微細構造における最も弱いリンクとして作用することにより,構造疲労性能に常に影響を与えると結論した。Copyright ASM International 2020 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 界面 ,  単結晶 ,  オーステナイト ,  マルテンサイト ,  引張 ,  疲れ破壊 ,  超弾性 ,  ピン止め ,  疲れ荷重 ,  *亀裂発生 ,  微小亀裂 ,  残留歪 ,  *形状記憶合金
準シソーラス用語： 歪み振幅 ,  変態応力 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： 機能性疲労 ,  構造疲労 ,  亀裂発生 ,  超弾性 ,  残留マルテンサイト ,  形状記憶合金

分類 (2件)： その他の金属組織学  (WB01040Y) ,  機械的性質  (WB02030U)

タイトルに関連する用語 (3件)： 鉄基 ,  形状記憶合金 ,  疲れ亀裂発生