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J-GLOBAL ID:202002264448254813   整理番号:20A0613404

ウシ子宮内膜上皮細胞により産生されるケモカインCCL2とCXCL10は,BLV感染のトランセテリン伝播に寄与するウシBリンパ球の移動を誘導する【JST・京大機械翻訳】

The chemokines CCL2 and CXCL10 produced by bovine endometrial epithelial cells induce migration of bovine B lymphocytes, contributing to transuterine transmission of BLV infection
著者 (5件):
資料名:
巻: 242  ページ: Null  発行年: 2020年 
JST資料番号: A1255A  ISSN: 0378-1135  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ウシ白血病ウイルス(BLV)はウシにおいてリンパ増殖性疾患を引き起こし,感染リンパ球を介して水平および垂直に伝達される。経胎盤感染はBLVの垂直伝達の主要な経路と考えられているが,この過程の分子機構は解明されていない。特に,BLVが主に細胞から細胞への接触によって伝達されるならば,どのようにしてBLVが血液胎盤バリアを通過するかは不明のままである。1つの仮説は,胎盤へのB細胞移動が,ある種の子宮内膜発現ケモカインにより誘導される可能性があるということである。この仮説を試験するため,ウシB細胞系と子宮内膜上皮細胞を用いたin vitro細胞移動アッセイを行った。細胞移動アッセイは,2つのウシB細胞株,BL2M3とBL3.1細胞がウシ子宮内膜上皮細胞(BEnEpCs)の上清に誘引されたことを示した。定量的リアルタイムRT-PCRはケモカインCCL2とCXCL10をコードするmRNAの発現レベルがMDBK細胞よりBEnEpCsにおいて高いことを示した。加えて,CCL2とCXCL10に対する免疫血清を用いた阻害アッセイは,ウシB細胞系の移動の抑制を示した。シンシチウム分析により,BEnvエンベロープ(Env)蛋白質を発現する細胞がBEnEpCsと融合することを示した。ここでは,ウシB細胞が子宮内膜で生産されたケモカインにより誘引され,BLV Env蛋白質を発現する細胞が子宮内膜上皮細胞と融合することを見出した。これらの結果は,さらなる解析が必要であるが,BLV感染時の経胎盤伝達の分子機構の一部を説明する。これらの領域の進歩は,BLVの広がりの制御に寄与すると期待される。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
ウイルスによる動物の伝染病  ,  ウイルス感染の生理と病原性  ,  牛 

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