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J-GLOBAL ID:202002264552744828   整理番号:20A1246610

マウスの遠隔虚血プレコンディショニングは肝臓における解糖とトリカルボン酸サイクルへの侵入を促進することにより糖尿病性ケトアシドーシスを抑制する【JST・京大機械翻訳】

Murine remote ischemic preconditioning suppresses diabetic ketoacidosis by enhancing glycolysis and entry into tricarboxylic acid cycle in the liver
著者 (7件):
資料名:
巻: 253  ページ: Null  発行年: 2020年 
JST資料番号: B0699B  ISSN: 0024-3205  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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後肢虚血-再潅流(IR)は,以前に著者らのグループにより,肝糖新生を抑制し,副交感神経系の活性化を用いてグルコース取り込みを増強することにより,血糖値を低下させることが示されている。IRは糖尿病マウスにおいて高血糖を減弱させたが,IRが肝臓におけるエネルギー代謝を調節するかどうかは不明であった。1型糖尿病マウスの肝臓において,IRがエネルギー代謝を調節する機構を調べた。ストレプトゾトシン誘発糖尿病雄性C57BL/6Jマウスを用いて,肝臓におけるエネルギー代謝に関与する因子(すなわちAMP活性化蛋白質キナーゼ,アコニターゼおよびピルビン酸デヒドロゲナーゼの活性化レベル;アデノシン三りん酸およびフマル酸濃度;シルチュイン(Sirt)1発現)に及ぼすIRの影響を測定した。これらの種々のシグナル伝達経路と重要な酵素活性を,ウエスタンブロット分析と比色分析を含む生化学的技術を用いて調べた。給餌条件下では,血糖値及び血清ケトン体レベルはIRにより有意に抑制されたが,ホスホAMP活性化蛋白質キナーゼ及びその活性,ピルビン酸デヒドロゲナーゼ,アコニターゼ活性及びSirt1発現はアップレギュレーションされた。対照的に,脂肪酸使用を促進するペルオキシソーム増殖因子活性化受容体γコアクチベータ-1は,IRにより抑制された。これらの結果は,IR処理糖尿病肝臓において,エネルギー生産が給餌条件下での脂肪酸よりもむしろグルコース選択性の増加に関連したトリカルボン酸サイクルの加速を通して促進されることを示した。したがって,IRは糖尿病性高血糖に対して有益であるが,ケトアシドーシスに対しても有益である可能性がある。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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代謝異常・栄養性疾患一般 
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