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J-GLOBAL ID:202002264687971597   整理番号:20A0023454

関東地方における夏季北東気流時の天気特性

Weather Characteristics of Kanto District under the Northeasterly Air Current in Summer
著者 (2件):
資料名:
号: 54  ページ: 93-102 (WEB ONLY)  発行年: 2019年 
JST資料番号: U1794A  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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8月おいて,北東気流はしばしば海洋から関東地方に流れ,そこでは低層雲が発生し,曇天または雨の条件をもたらす可能性がある。しかし,この気象条件の予測は困難であることが知られている。ここでは,海水準位における圧力場の多変量解析に基づいて,北東気流を客観的に分類した後,各圧力場群における曇天率(曇天となる確率)を調べた。海上における気団の修正は低層雲の発生に重要である。したがって,著者らはまた,気流と海面(以降はSST-SSATと呼ぶ)の温度の間の差に焦点を合わせた。一連の研究により,8月の北東気流は主に2つの圧力場パターン(グループ)の下に現れたことが明らかになった。しかし,曇天率における有意差は,群間で明らかでなかった。それゆえ,各群をSST-SSAT値に基づいて2つのサブグループに分割した。その結果,SST-SSAT値が特に大きい場合には,関東地方の広域において曇天率が増加することがわかった。これはSST-SSAT値が大きいほど,海上での気団の修正の影響が大きくなり,北東気流が低層雲の発生を促進するからである。この理由のために,著者らは,北東気流の状況下での曇天が,気流と海面の温度の間の差によって大きく影響されると推測した。(翻訳著者抄録)
シソーラス用語:
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分類 (1件):
分類
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局地循環,気流 
タイトルに関連する用語 (4件):
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