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J-GLOBAL ID：202002264712341549   整理番号：20A2730911

ドナー-アクセプタ共重合体における直接,媒介及び遅延分子内一重項分裂機構【JST・京大機械翻訳】

Direct, Mediated, and Delayed Intramolecular Singlet Fission Mechanism in Donor-Acceptor Copolymers

著者 (2件)： Fumanal Maria (Laboratory for Computational Molecular Design, Institute of Chemical Sciences and Engineering, Ecole Polytechnique Federale de Lausanne (EPFL), Switzerland) ,  Corminboeuf Clemence (Laboratory for Computational Molecular Design, Institute of Chemical Sciences and Engineering, Ecole Polytechnique Federale de Lausanne (EPFL), Switzerland)
資料名： Journal of Physical Chemistry Letters  (Journal of Physical Chemistry Letters)
巻： 11  号： 22  ページ： 9788-9794  発行年： 2020年 
JST資料番号： W3687A  ISSN： 1948-7185  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ドナー-アクセプタ(D-A)拡張共重合体は,それらのモジュール可同調性及び低準位電荷移動(CT)及び三重項対(1TT)状態を取り込む固有の能力のため,分子内一重項分裂(iSF)に利用できる大きな可能性を示した。SF機構はホモおよびヘテロ二量体で広く議論されてきたが,A-D-A共重合体三量体における一重項分裂過程についてはほとんど知られていない。従来の2サイトSFと異なり,D-A共重合体におけるiSFのプロセスは,A-D-Aポリマー鎖に続く2つのA’sと1つのDからなる3つの分子単位を含む。したがって,このシナリオは,どの状態がSFプロセスを駆動するかという点で,ホモ二量体類似体のそれとは異なっている。本研究では,線形振電結合モデルハミルトニアンに基づく波束伝搬により,プロトタイプiSF D-A共重合体ポリ-(ベンゾジチオフェン-alt-チオフェン-1,1-ジオキシドにおいて,一重項分裂がどのように起こるかを同定した。結果は,3つの異なる機構が,直接および媒介相互作用の2つの好ましい機構,ならびに,潜在的にプロセスを遅らせる寄生減衰経路を含む,非対称および対称振動運動を介して,S_1→1TT集団移動を駆動することを明らかにした。注目すべきことに,著者らは,分裂効率のバランスにおいて,顕著な多励起子特性と低位置CT状態の上位状態間の相互作用を明らかにし,iSFのためのD-A共重合体の分子設計のための将来のガイドラインを定義する際の主要な役割を期待する。Copyright 2020 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *アクセプタ ,  相互作用 ,  対称性 ,  電荷移動 ,  *ドナー ,  励起子 ,  高分子鎖 ,  振電相互作用 ,  非対称性 ,  波束 ,  三量体 ,  分子設計
準シソーラス用語： ヘテロ二量体 ,  ホモ二量体 ,  *一重項分裂 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： 高分子固体の物理的性質  (CG02024U)

タイトルに関連する用語 (5件)： ドナー ,  アクセプタ ,  共重合体 ,  遅延 ,  一重項分裂