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J-GLOBAL ID:202002264753615480   整理番号:20A0276585

マクロファージにおけるリシン毒素誘発炎症反応におけるToll様受容体4(TLR4)の重要な役割【JST・京大機械翻訳】

Critical role of toll-like receptor 4 (TLR4) in ricin toxin-induced inflammatory responses in macrophages
著者 (12件):
資料名:
巻: 321  ページ: 54-60  発行年: 2020年 
JST資料番号: E0034B  ISSN: 0378-4274  CODEN: TOLED5  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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リシン毒素(RT)は,タイプIIリボソーム不活性化蛋白質(RIPs)のファミリーに属するヒマ豆の種子からの天然植物由来蛋白質毒素である。細胞蛋白質の合成を阻害する主な毒性機構に加えて,RTは炎症性サイトカインの産生を誘導し,炎症性損傷を引き起こす。マクロファージは自然免疫および細菌感染に対する宿主防御の第一の系統としての適応免疫応答および種々の侵入病原体において重要な役割を果たしている。活性化により,マクロファージは病原体を除去するサイトカインのタイプを放出する。しかしながら,免疫応答とその機構に及ぼすRTの影響は十分に特性化されていない。本研究において,低用量RT処理によるTLR4仲介シグナル伝達経路の活性化及び形質導入経路におけるシグナル伝達分子との相互作用を調べた。低用量RTはMyD88-及びTRIM依存性シグナル伝達経路を活性化し,低用量RTがTLR4仲介シグナル伝達経路を活性化する可能性のある機構を明らかにした。また,炎症性シグナル伝達経路のTLR4誘導活性化がRTへの結合を介して産生されることを確認した。この研究は,最も重要な標的分子を同定し,リシンの炎症性傷害の機構を明らかにするのに役立つ可能性がある。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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有機化合物の毒性 

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