文献
J-GLOBAL ID:202002264898076272   整理番号:20A0764916

高い抗酸化剤と熱安定性を有する生体高分子を合成するためのアジピン酸によるリグニンとスチレンの酵素的可塑化【JST・京大機械翻訳】

Enzymatic plasticising of lignin and styrene with adipic acid to synthesize a biopolymer with high antioxidant and thermostability
著者 (2件):
資料名:
巻: 174  ページ: Null  発行年: 2020年 
JST資料番号: E0404B  ISSN: 0141-3910  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
再生可能資源に基づく生体高分子材料のグリーン合成と現在の従来のプラスチック材料の代替は今日の緊急の必要性である。このリグニンを最初にラッカーゼを用いてそのマクロ単量体単位に解重合した。そして,リパーゼ媒介トランス-エステル化反応を通して,モノリグノール/オリゴリグノールは1つの末端でアジピン酸によって可塑化され,さらにアジピン酸のもう一つの末端において,スチレン分子は原子移動ラジカル重合(ATRP)によって可塑化された。FTIR分光法は,生体高分子生成物におけるヒドロキシルバンド(3437.75cm-1)の消失とエーテルバンド(1300~1000cm-1)の出現を示し,重合が[-リグニン-アジピン酸-スチレン-]単量体単位間のエーテル結合の形成により起こることを明らかにした。熱重量分析(TGA)と動的機械分析(DMA)は,合成された高分子膜が99.7°Cのガラス転移温度(Tg)で非常に熱安定性であることを示す。XRD分析により,結晶度が高分子にアジピン酸部分を添加すると増加し,DSCを用いて約21.88%と計算されることが観察された。SEM分析は,リグニンがスチレン中に適切に分散し,均一表面になることを示した。リグニン-スチレン系ポリマーの平均分子量は,GPCと元素分析を用いて,748063.2g/molであった。高分子膜の生物学的特性化は,その生体適合性を増強する末梢血単核細胞(PBMC)に対する細胞毒性の少ない強い抗酸化活性を示した。合成した重合体は再生可能で持続可能な高分子材料と生体材料の潜在的候補となり得る。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (5件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
高分子固体の構造と形態学  ,  高分子の分解,劣化  ,  抵抗性  ,  高分子廃棄物処理  ,  難燃剤 

前のページに戻る