抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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プラスチックごみのうち大きさが5mm以下のものをマイクロプラスチック(MPs)と呼び,世界各地の海域でその存在が確認されている。化学繊維製品からは,マイクロプラスチック・ファイバー(MFs)と呼ばれる細かいプラスチックが発生することが知られており,海岸で見つかるMPsの8割以上がMFsであったとの報告もある。土木分野に目を向けると,防草シート,遮光性保護マット等で大量に使用される不織布は化学繊維で製造されており,屋外設置されたものが多い。屋外設置された不織布は紫外線により劣化し,MFsが抜け落ち降雨などにより河川,海洋中へ流出するものと考えられる。MFsの発生ポテンシャルの評価に関する研究は十分ではないことから,本研究では不織布の劣化に伴う,抜け落ちたMFsの定量方法について検討を行った。(著者抄録)