文献

J-GLOBAL ID：202002265000032238   整理番号：20A2687820

14万7000フライトの分析に基づく日本の主要空港発着便における欠航率の特徴

著者 (2件)： 中村洋介 (福島大) ,  香内彩夏 (ジャストトレーディング)
資料名： 国際ICT利用研究学会論文誌  (JIIARS)
巻： 4  号： 1  ページ： 3-9  発行年： 2020年11月06日 
JST資料番号： F2375A  ISSN： 2433-0205  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究では,ANA全139路線,JAL全145路線のうち,運行本数が多いANA30路線,JAL25路線(計147,000便)の欠航率を調査した。調査期間は2019年9月1日-11月30日までの3ヶ月間とし,ANA,JALそれぞれの公式サイトから路線別運行状況を検索し,欠航率を算出した。調査期間の3ヶ月間における主要空港別の欠航率は,羽田空港が2.0%,伊丹空港が1.9%,新千歳空港が2.1%,福岡空港が2.3%,那覇空港が4.3%,中部国際空港が1.6%であった。原因別欠航率は気象による欠航が全体の81.1%であり,そのうち98.5%が台風による欠航であった。(著者抄録)

シソーラス用語： *航空機 ,  空港 ,  *運行管理 ,  気象条件 ,  台風 ,  *成因 ,  比率 ,  セキュリティ ,  安全対策 ,  *分析 ,  *飛行データ
準シソーラス用語： *欠航 ,  欠航率 ,  *欠航原因 ,  原因 ,  保安管理 ,  *フライト分析

分類 (1件)： 航空輸送・サービス一般  (TE01010X)

引用文献 (8件)：

• 国土交通省:航空会社一覧 https://www.mlit.go.jp/koku/koku_tk4_000007.html (2020 年4 月5 日閲覧)
• 国土交通省空港管理状況 https://www.mlit.go.jp/koku/15_bf_000185.html (2020 年4 月5 日閲覧)
• ANA 公式HP:運行状況 https://www.ana.co.jp/fs/dom/jp/ (2020 年4 月7 日閲覧)
• JAL 公式HP:運行状況 https://www.jal.co.jp/cms/other/ja/weather_info_dom.html,(2020 年4 月7 日閲覧)
• 加藤寛道・木村裕介・奥村誠・塚井誠(2008):『仙台空港発着便における遅れ・欠航の分析』. 土木計画学研究・論文集,Vol.25,no.3,pp723-729. https://www.jstage.jst.go.jp/article/journalip1984/25/0/25_0_723/_pdf,(2020 年4 月18 日閲覧)

タイトルに関連する用語 (4件)： 分析 ,  日本 ,  空港 ,  欠航