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J-GLOBAL ID：202002265013869954   整理番号：20A0917193

混合岩盤-沖積水路における縦方向の切開溝の実験的研究【JST・京大機械翻訳】

An Experimental Study of Longitudinal Incisional Grooves in a Mixed Bedrock-Alluvial Channel

著者 (2件)： Inoue Takuya (River Engineering Research Team, Civil Engineering Research Institute for Cold Regions, Sapporo, Japan) ,  Nelson Jonathan M. (Geomorphology and Sediment Transport Laboratory, U.S. Geological Survey, Golden, CO, USA)
資料名： Water Resources Research  (Water Resources Research)
巻： 56  号： 3  ページ： e2019WR025410  発行年： 2020年 
JST資料番号： B0706A  ISSN： 0043-1397  CODEN： WRERAQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 自然基盤河川は侵食によって作られた様々な地層形態を持っている。岩盤中に縦方向に形成された流れ平行な切開溝は,そのようなベッドフォームの1つの一般的な例である。これらの溝に関していくつかの研究が行われてきたが,それらの形成過程はよく理解されていない。本研究では,流れ構造と縦方向溝の間の関係を調べるために,水路実験を行った。実験結果は,縦方向溝が乱流駆動二次流れにより複数の縦方向経路に集中した移動堆積物により形成されることを強く示唆した。堆積物はこれらの流れ平行経路に沿って岩盤を優先的に削り,岩盤内の縦方向の溝をもたらす。流速分布の測定は,溝の初期形成を生じる二次流れセルの位置がこれらの溝の形成により変化することを示した。変位した二次流れは堆積物を縦方向溝の側壁と衝突させる傾向があるので,溝は時間とともに広く成長し,いくつかの溝は他の隣接する溝と部分的に結合する。縦方向溝N_maxの初期最大数は,河川幅-深さ比B/Dに強く依存し,それは,二次流れセルの数を定義し,N_max=0.5B/Dとして表すことができた。しかし,いくつかの溝が二次流れの変位の影響により他の溝と合体するので,溝の平均数はN=0.41B/Dとして表すことができる関係を示した。この関係に基づいて,河川で観測された縦方向の溝の数を用いて,Ahir川の流量を逆に推定した。結果は河川の観測された年間最大流量と一致した。これは,縦方向の溝の数が,岩盤河川における形式的な流れの排出量の推定の指標として使用できることを示唆している。Copyright 2020 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 乱流 ,  流量 ,  *岩盤 ,  河川 ,  流速分布 ,  堆積物 ,  二次流れ ,  土砂流送 ,  *水路 ,  地層 ,  *切開術 ,  流れ構造 ,  排出量
準シソーラス用語： 水路実験 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： 岩盤水路 ,  縦切開溝 ,  土砂輸送 ,  二次流れ

分類 (3件)： 移動床,浮遊,沈殿などの水理  (RC10040U) ,  開水路の流れ  (RC10015U) ,  河川調査・計画  (RC12020M)

タイトルに関連する用語 (5件)： 岩盤 ,  水路 ,  縦方向 ,  切開 ,  実験的研究