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J-GLOBAL ID:202002265149299402   整理番号:20A2222608

(好中球+単球)/リンパ球比はBCDレジメンで治療した新たに診断された多発性骨髄腫患者における進行のない生存の独立予後因子である【JST・京大機械翻訳】

The (Neutrophils + Monocyte)/Lymphocyte Ratio Is an Independent Prognostic Factor for Progression-Free Survival in Newly Diagnosed Multiple Myeloma Patients Treated With BCD Regimen
著者 (10件):
資料名:
巻: 10  ページ: 1617  発行年: 2020年 
JST資料番号: U7089A  ISSN: 2234-943X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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目的:ボルテゾミブは,過去10年間に多発性骨髄腫(MM)でブレークスルー進行を遂げる重要な薬剤の一つである。しかし,その有効性の不均一性は,疾患進行のリスクを予測するのを困難にする。本研究の目的は,無増悪生存率(PFS)に関してBCD処方療法を受けた新たに診断されたMM患者における(好中球+単球)/リンパ球比(NMLR)の予後的意義を決定することである。方法:国際骨髄腫ワーキンググループ(IMWG)基準を満たした合計150人の患者を,遡及的に本研究に登録した。NMLRの予後値は,BCD(ボルテゾミブ+シクロホスファミド+デキサメタゾン)処方療法で治療したMMの150人の患者により評価した。NMLRはリンパ球に対する(好中球+単球)の比率によって計算した。受信者動作特性曲線に従って,カットオフ値は1.90であった。患者を高NMLR群(H-NMLR,NMLR≧1.90)および低NMLR群(L-NMLR,NMLR<1.90)に分けた。2群の臨床的特徴,治療反応およびPFSを分析した。結果:患者の年齢中央値は61歳であった。55人の患者(36.67%)は,初期診断でより低いNMLRを示した。NMLRはISSステージI/II患者における予後を識別できなかったが,興味深いことに,ISSへのNMLRの追加は,特にステージIIIにおいて予後を更に定義した。早期免疫再建を達成した低NMLR群は,高NMLR群より有意に高かった(P<0.001)。NMLR値は早期免疫再建を達成した患者に対して1.98±1.02であり,免疫再建のない患者に対して3.26±2.52であった(P<0.05)。H-NMLR群と比較して,β_2-ミクログロブリン,血清クレアチニンおよびカルシウムのレベルは低く,非常に良好な部分応答またはより良い(≧VGPR)比はL-NMLR群で高かった。L-NMLR群は,H-NMLR群と比較して優れた中央値PFSを経験した(24.0対15.5か月;P<0.001)。さらに,BCD処方による治療3か月後の高リスク細胞遺伝学的,β_2-ミクログロブリンおよび治療反応の深さを含むPFSのいくつかの他の予後因子を推定した。さらに,NMLRは,非ハイリスク細胞遺伝学(0.587;P=0.031)を含むPFSの独立した予測因子であった。結論:BCD処方を受けている新たに診断されたMMの患者において,NMLR<1.90はPFSに対する独立予後因子であり,早期免疫再建およびより低い疾患負荷であった。Copyright 2020 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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血液の腫よう  ,  腫ようの薬物療法 
引用文献 (30件):
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