文献
J-GLOBAL ID:202002265366700486   整理番号:20A0213910

ケニヤの上部中新統ナカリ(Nakali)層からNyanzachoerus属(哺乳類,偶蹄目,イノシシ科,Teraconodontinae類)の新種:

A new species of Nyanzachoerus (Mammalia, Artiodactyla, Suidae, Tetraconodontinae) from the upper Miocene Nakali Formation, Kenya
著者 (11件):
資料名:
巻: 24  号:ページ: 41-63  発行年: 2020年01月01日 
JST資料番号: G0228B  ISSN: 1342-8144  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
ケニア中央部の上部中新統基底ナカリ層(約10 Ma)からの臼歯標本を基にして,Nyanzachoerus属(哺乳類,偶蹄目,イノシシ科,Teraconodontinae類)の新種Nyanzachoerus nakaliensisを記載した。N.nakaliensisは,本属の種の中では,低い歯冠と比較的弱い臼歯の溝,およびM3と比べて比較的大きなP3-P4によって特徴付けられる。本種は,本属中で最も古く形態学的に原始的な種である。これは,鮮新世のアジアのtetraconodontine類のSivachoerus属の歯列と密接な形態学的類似性を示しており,Sivachoerus priorが,Nyanzachoerus tulotosやNyanzachoerus devauxiよりもむしろ,N.nakaliensisにより近い系統的関係を有している可能性が高いことを意味している。この系統関係は,S.priorが東アフリカにおいて後期中新世初期(トートニアン期)にNy.nakaliensisのストックから分岐し,その後,その系統が東アフリカからアジアへ移動した可能性を示唆している。最後に,Nyanzachoerus属には側系統の問題がありそうなことを強調しておきたい。(翻訳著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
新生代 
引用文献 (96件):
もっと見る

前のページに戻る