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J-GLOBAL ID:202002265765150913   整理番号:20A2010923

南米硬骨魚,Astyanax altiparanaeの性分化に関与する遺伝子の初期生殖腺発達と発現に対する17β-エストラジオールの影響【JST・京大機械翻訳】

Effects of 17β-estradiol on early gonadal development and expression of genes implicated in sexual differentiation of a South American teleost, Astyanax altiparanae
著者 (24件):
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巻: 248-249  ページ: Null  発行年: 2020年 
JST資料番号: A0956B  ISSN: 1096-4959  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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硬骨魚類における生殖腺性分化は,外因性性ステロイドのような多様な因子により影響されるので,他の脊椎動物と比較してより大きな可塑性を示す。17β-エストラジオール(E2)のような外因性エストロゲンは,初期胚発生時に投与した場合,受精を誘導することができる。しかし,E2誘導受精の根底にある機構は,特に新熱帯種において完全には理解されていない。したがって,本研究の目的は,性腺分化の前に食餌E2に曝露したAstyanax altiparanaeにおける表現型性特性,生殖腺の組織学的評価,および選択した遺伝子の発現に及ぼすE2投与の影響を評価することであった。孵化後4日(dph)で,30~40の未分化幼虫の群を28日間E2量を変えた飼料で飼育し,魚を90dphでサンプリングした。以前の研究は,A.altipanaeの卵巣形成が58dphで生じ,一方,精巣形成の最初の兆候が73dphで見いだされたことを明らかにした。対照に関して,E2曝露は,4および6mg E2/Kgに対して,それぞれ120%および148.4%の表現型雌の割合を増加させた。しかし,組織学的分析は,処置が雄と雌の間で性腺性比に影響しないが,6mgのE2/Kg食品で処置されたグループで,インターセックス(精巣-卵)を誘発することを明らかにした。E2による処理は,性分化に関与する選択された数の遺伝子の生殖腺転写物レベルも変化させた。雄は,対照と比べて,E2処理後にdmrt1,sox9およびamhを過剰発現した。雌は,E2曝露後のcyp19a1aのダウンレギュレーションに関連する,dmrt1とsox9のmRNAレベルの増加を示した。要約すると,初期生殖腺発生時のE2曝露は生殖腺性比を変えずに雄性二次特性に影響し,性分化に関与する遺伝子の発現を変化させた。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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遺伝子発現  ,  生殖生理一般 
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