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J-GLOBAL ID：202002265875640211   整理番号：20A1631137

金ナノ粒子はマウス胚性幹細胞の小細胞外小胞特性を変化させる【JST・京大機械翻訳】

Gold nanoparticles change small extracellular vesicle attributes of mouse embryonic stem cells

著者 (8件)： Hao Fang (State Key Laboratory of Environmental Chemistry and Ecotoxicology, Research Center for Eco-Environmental Sciences, Chinese Academy of Sciences, Beijing 100085, China. [e-mail]) ,  Ku Tingting ,  Yang Xiaoxi ,  Liu Qian S. ,  Zhao Xingchen ,  Faiola Francesco ,  Zhou Qunfang ,  Jiang Guibin
資料名： Nanoscale  (Nanoscale)
巻： 12  号： 29  ページ： 15631-15637  発行年： 2020年 
JST資料番号： W2323A  ISSN： 2040-3364  CODEN： NANOHL  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 金ナノ粒子(AuNPs)は,腫瘍細胞移動の抑制に相当な興味を引いているが,小さな細胞外小胞(sEVs)は,腫瘍微小環境を形成することにより,腫瘍転移において必須の役割を果たす。AuNPがどのようにsEV特性を変化させるかを理解することは,抗腫瘍薬設計において重要である。本研究では,マウス胚性幹細胞(mESC)を3サイズのAuNP(すなわち,5nm AuNPs,20nm AuNPs,および80nm AuNP)で処理して,sEVs(すなわちsEV-5,sEV-20,およびsEV-80)を得て,生物物理学的およびプロテオーム的側面から特性化した。対照(sEV-ctrl)と比較して,sEV-5は比較的高い剛性,および差次的に発現した蛋白質プロファイルを有した。それは,コフィリン発現と細胞外調節プロテインキナーゼ(Erk)リン酸化の阻害を通して,4T1腫瘍細胞増殖と移動を減弱し,sEV-ctrlにより誘導された効果に逆であった。対照的に,sEV-20とsEV-80は無視できる影響しかなかった。この研究は,AuNP-5曝露がmESC由来sEVの生物物理学的性質と細胞機能を変化させ,AuNPに基づく抗腫瘍薬を設計するための有望な戦略を提供することを初めて明らかにした。Copyright 2020 Royal Society of Chemistry All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 剛性 ,  *抗腫瘍薬 ,  腫瘍細胞 ,  タンパク質 ,  リン酸化 ,  タンパク質キナーゼ ,  腫瘍転移 ,  生物物理学 ,  キャラクタリゼーション ,  プロテオーム
準シソーラス用語： コフィリン ,  *金ナノ粒子 ,  細胞機能 ,  腫瘍内微小環境 ,  *細胞外小胞 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (5件)： 分光分析  (CC03012W) ,  製剤一般  (GY02010Z) ,  細胞生理一般  (EF02010S) ,  抗腫よう薬の基礎研究  (GW16010A) ,  生物物理的研究法  (EA03020V)

タイトルに関連する用語 (3件)： 金ナノ粒子 ,  マウス胚性幹細胞 ,  細胞外小胞