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J-GLOBAL ID：202002265925030678   整理番号：20A2810819

2019年における重要なエネルギー関係事項 IV 環境 1.環境問題の動向 1.1 地球環境問題

著者 (1件)： 秋元圭吾 (地球環境産業技術研究機構)
資料名： 日本エネルギー学会機関誌  (Enermix)
巻： 99  号： 5  ページ： 573-575  発行年： 2020年09月20日 
JST資料番号： F1934A  ISSN： 2432-3586  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・世界の2019年のCO₂排出は,36.8GtCO₂で,大気中CO₂濃度も観測史上最高の411.43ppmで,年平均の気温上昇は,産業革命以前より1.1°C上昇。
・パリ協定の気候変動枠組条約(UNFCCC)は,2016年に発効し,各国の自主削減目標(NDC)の積み上げを基本とし,長期戦略として,日本は2050年までに温室効果ガス排出80%削減。
・国際航空について国際民間航空機関(IAO)は,温室効果ガス排出量削減について取り組み,2050年まで燃料効率を年平均2%改善し,2020年以降温室効果ガスの総排出量削減することを決定。
・国際海運については国際海事機関(IMO)が船舶から排出される温室効果ガス削減に取り組み,2030年までに平均燃費40%改善,2050年までに総排出量50%x削減とすることを決定。
・代替フロンが温室効果ガスとして規制され,マルポール条約改正で一般海域のSO_x濃度が0.5%以下規制,残留有機汚染物質のストックホルム条約で,ジコホル,ペルフルオロオクタン酸さなどが追加。

シソーラス用語： *減少 ,  世界 ,  日本 ,  *協定 ,  国際海事機関 ,  国際民間航空機関 ,  飛行機 ,  船舶 ,  芳香族塩素化合物 ,  残留性有機汚染物質 ,  代替フロン ,  酸化硫黄 ,  アルコール ,  脂肪酸 ,  脂肪族フッ素化合物
準シソーラス用語： *温室効果ガス排出量削減 ,  *二酸化炭素排出量削減 ,  *パリ協定 ,  硫黄酸化物

分類 (1件)： エネルギー利用と環境との関係  (LE01000E)

物質索引 (2件)： ジコホル ,  ペルフルオロオクタン酸

タイトルに関連する用語 (5件)： エネルギー ,  環境 ,  環境問題 ,  動向 ,  地球環境問題