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J-GLOBAL ID：202002265974967397   整理番号：20A2056907

ヒト前頭前野皮質膜における受容体仲介Gα_i/o活性化の基本的特徴:死後研究【JST・京大機械翻訳】

Fundamental features of receptor-mediated Gα_i/o activation in human prefrontal cortical membranes: A postmortem study

著者 (5件)： Odagaki Yuji (Department of Psychiatry, Faculty of Medicine, Saitama Medical University, 38 Morohongo, Moroyama-machi, Iruma-gun, Saitama 350-0495, Japan) ,  Kinoshita Masakazu (Department of Psychiatry, Faculty of Medicine, Saitama Medical University, 38 Morohongo, Moroyama-machi, Iruma-gun, Saitama 350-0495, Japan) ,  Javier Meana J. (Department of Pharmacology, University of the Basque Country, UPV/EHU, E-48940 Leioa, Bizkaia, and Centro de Investigacion Biomedica en Red de Salud Mental, CIBERSAM, Spain) ,  Callado Luis F. (Department of Pharmacology, University of the Basque Country, UPV/EHU, E-48940 Leioa, Bizkaia, and Centro de Investigacion Biomedica en Red de Salud Mental, CIBERSAM, Spain) ,  Garcia-Sevilla Jesus A. (Laboratory of Neuropharmacology, Institut Universitari d’Investigacio en Ciencies de la Salut (IUNICS), University of the Balearic Islands (UIB), and Institut d’investigacio Sanitaria Illes Balears (IdISBa), Palma de Mallorca, Spain)
資料名： Brain Research  (Brain Research)
巻： 1747  ページ： Null  発行年： 2020年 
JST資料番号： A0705B  ISSN： 0006-8993  CODEN： BRREA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 精神病における膜貫通シグナル伝達における可能な異常を解明するために,剖検脳の使用は実行可能なアプローチである。しかし,死後研究は,年齢,性別,向精神薬歴,非角形状態,死後遅延(PMD)および貯蔵期間のような因子に関する注意で解釈されるべきである。本研究では,アゴニスト誘導[35S]GTPγS結合を40名の対照被験者の死後背外側前頭前皮質膜で実施した。以前に報告されたG蛋白質共役受容体(GPCR)仲介G_i/o活性化に加えて,κ-オピオイド受容体媒介[35S]GTPγS結合をU-50,448を用いて検出した。16の異なるアゴニストによって誘発した応答を測定し,いくつかの因子の影響を調べた。性差は無視できる程度であった。ヒスタミンH_3受容体媒介[35S]GTPγS結合の濃度-応答曲線は,毒物学的スクリーニングで検出されたいくつかの薬剤で,被験者で右側にシフトした。年齢関連変化はμ-オピオイド受容体仲介Gα_i/o活性化の年齢依存性超感受性を除いて最小であり,エンドモルフィン-1-及びDAMGO刺激[35S]GTPγS結合により明らかにされた。%E_max値の年齢関連増加は,δ-オピオイド受容体を介したDPDPE誘導[35S]GTPγS結合でも検出された。NOP受容体/G蛋白質結合を除いて,GPCR仲介[35S]GTPγS結合はPMDまたは貯蔵期間に関係なく比較的安定であった。異なる受容体サブタイプに対する%E_max値間に多くの正の相関があり,これは同じG_i/o蛋白質に結合したこのようなGPCRのヘテロ二量体複合体の形成を反映していると思われる。これらの結果は,精神疾患患者からのヒト死後脳を用いた将来のプロジェクトにおける重要な基本的データを提供する。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 向精神薬 ,  *受容体 ,  性差 ,  精神病 ,  タンパク質 ,  ヒト ,  複合体 ,  剖検 ,  スクリーニング ,  *前頭前野 ,  *GTP結合タンパク質αサブユニット ,  Gタンパク質共役型受容体 ,  年齢依存性 ,  シグナル伝達 ,  *大脳半球
準シソーラス用語： 細胞情報伝達 ,  アゴニスト , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： 受容体 ,  G蛋白質 ,  [ 5S]GTPγS結合 ,  死後研究 ,  背外側前頭前皮質 ,  受容体-受容体相互作用

分類 (1件)： 細胞膜の受容体  (EF04030C)

タイトルに関連する用語 (7件)： ヒト ,  前頭前野皮質 ,  受容体 ,  仲介 ,  Gα ,  活性化 ,  研究