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J-GLOBAL ID:202002266048600453   整理番号:20A0743808

β-シクロデキストリン中のジフルフリルジスルフィドのカプセル化とその包接錯体からのゲストの放出特性【JST・京大機械翻訳】

Encapsulation of difurfuryl disulfide in β-cyclodextrin and release characteristics of the guest from its inclusion complex
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資料名:
巻: 96  号: 3-4  ページ: 263-273  発行年: 2020年 
JST資料番号: W4602A  ISSN: 1388-3127  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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ジフルフリルジスルフィドはフレーバー化合物または医薬品として広く使用されている。カプセル化は保護を提供し,封入成分の安定性を強化するが,包接錯体の形成はカプセル化のための方法の一つである。本論文では,ジフルフリルジスルフィド-β-シクロデキストリン包接錯体を,ゲストとしてジフルフリルジスルフィドおよびホストとしてβ-シクロデキストリン(β-CD)を用いてそれぞれ調製した。包接錯体を光学顕微鏡,Fourier変換赤外分光法(FTIR)及び熱重力分析により特性化した。包接錯体からのジフルフリルジスルフィド放出の特性と動力学を研究した。包接錯体の構造を最適化し,分子力学(MM)計算を用いて結合エネルギーを得た。結果は,平行四辺形,台形形および菱形形を有するジフルフリルジスルフィド-β-CD包接錯体の大部分が,1~5μmのサイズ範囲にあることを示した。ジフルフリルジスルフィド負荷容量は約19.8%で,包接錯体のβ-CDに対するジフルフリルジスルフィドのモル比は約1:1である。β-CDの3380cm-1におけるFTIRバンドはジフルフリルジスルフィド-β-CD包接錯体の形成後に青方偏移し,包接錯体のFTIRにおいて1500cm-1に新しいバンドが現れたが,FTIR曲線β-CDにはバンドは存在しなかった。温度上昇に伴う包接錯体からのジフルフリルジスルフィド放出特性を熱重力分析により得た。ジフルフリルジスルフィド放出速度パラメータ(反応次数,活性化エネルギー,前指数因子)を計算した。MM2計算の結果は,S1のZ座標が3.7×10~-10mのとき,最小結合エネルギーが-135.2kJ/molであることを示した。包接錯体の最も安定な構造を得た。Copyright Springer Nature B.V. 2019 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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