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J-GLOBAL ID:202002266072082736   整理番号:20A0024728

抗IFN-γ自己抗体を有する患者における悪性腫瘍を模倣する播種性Mycobacterium avium複合感染:症例報告【JST・京大機械翻訳】

Disseminated Mycobacterium avium complex infection mimicking malignancy in a patient with anti-IFN-γ autoantibodies: a case report
著者 (7件):
資料名:
巻: 19  号:ページ: 1-5  発行年: 2019年 
JST資料番号: U7430A  ISSN: 1471-2334  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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播種性非結核性マイコバクテリア(NTM)感染は,免疫不全患者においてほとんど発生する。したがって,免疫抑制性疾患の病歴のない患者または免疫抑制薬を用いることにより,播種性NTM感染症を診断することは困難である。抗インターフェロンγ(IFN-γ)自己抗体を有する患者は,播種性NTMのような細胞内感染に対して脆弱である。現在,抗IFN-γ自己抗体の検出のための広く使用され,効率的な技術は存在しない。ここでは,抗IFN-γ自己抗体陽性を試験した,播種性Mycobacterium avium複合体(MAC)感染を有する,明らかに健康な患者の症例を報告する。64歳の非免疫不全および明らかに健康なアジア人男性が,約6か月間の進行性胸痛および体重減少を訴えて救急部門に提示された。前胸壁に隆起性腫りゅうを認めた。胸部CTでは,右下葉に肺腫りゅうを認め,胸骨に軟組織成分を伴う骨溶解性病変を認めた。骨溶解性病変と痰培養のためのSonographyガイド下生検は,播種性MAC感染の存在を確認した。さらに,抗IFN-γ自己抗体の陽性試験結果を認めた。患者は抗生物質を処方された。右下葉および胸骨上の病変は,抗生物質治療後に減弱した。抗IFN-γ自己抗体の検出は,播種性NTM感染を有する以前に健康な人々の間で重要である。抗IFN-γ自己抗体の存在は,播種性NTM感染のような重篤な細胞内感染の高いリスクを示唆する可能性がある。Copyright 2020 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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感染症・寄生虫症一般 
引用文献 (17件):
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