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J-GLOBAL ID:202002266124507517   整理番号:20A0076960

異種インフルエンザウイルス感染に対する粘膜アジュバントとしてのテトラグリシン-l-オクタアルギニンで修飾したヒアルロン酸の交差防御能【JST・京大機械翻訳】

Cross-Protective Abilities of Hyaluronic Acid Modified with Tetraglycine-l-octaarginine as a Mucosal Adjuvant against Infection with Heterologous Influenza Viruses
著者 (10件):
資料名:
巻: 30  号: 12  ページ: 3028-3037  発行年: 2019年 
JST資料番号: W0169A  ISSN: 1043-1802  CODEN: BCCHES  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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粘膜上の免疫グロブリンA(IgA)の分泌を伴う粘膜ワクチン接種は,血液中の免疫グロブリンG(IgG)の誘導を伴い,流行ウイルス株またはウイルス突然変異の不正確な予測により引き起こされるインフルエンザ流行を回避する最も効果的な方法の一つである。分泌されたIgAは,この抗体が免疫に使用されるもの以外の株と交差反応するので,宿主を異種ウイルスに感染させることを防ぐことが期待される。著者らの以前のマウス実験は,交差反応性を有する鼻腔内IgAが,テトラグリシン-l-オクタアルギニンで修飾されたヒアルロン酸の存在下で,H1N1 A/New Caledonia/20/99 IVR116(NCL)株の全ウイルス粒子を不活性化した鼻接種により誘導されることを明らかにした。この研究では,異種インフルエンザウイルスチャレンジを行い,交差保護能を有する粘膜アジュバントとしてヒアルロン酸誘導体の可能性を検証した。マウスを不活性化NCLウイルス単独で鼻腔内接種し,その後,H1N1 A/Puerto Rico/8/34(PR8)株のマウス適応感染性ウイルスに曝露したとき,重篤な体重減少が観察された。ウイルス感染に関連する症状はウイルス抗原とテトラグリシン-l-オクタアルギニン-結合ヒアルロン酸の混合物を接種したマウスではほとんど観察されなかったが,これはおそらくPR8ウイルスに交差反応するIgGとIgAの高い誘導によると思われる。これらのマウスにおけるPR8ウイルスのより少ない増殖は,ウイルス曝露による抗体レベルの有意な上昇によっても支持された。著者らの多糖誘導体は,異種ウイルス感染に対する交差防御能を有する適応免疫を獲得することを可能にした。Copyright 2020 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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抗原・抗体・補体一般  ,  蛋白質・ペプチド一般 

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