文献

J-GLOBAL ID：202002266181196041   整理番号：20A2811527

日常生活を豊かにする粉体プロセス技術 セシウムタングステン酸化物ナノ粒子の気相合成と透明赤外線吸収材料としての評価

Powder Process Technology to Enrich the Daily Life: Gas Phase Synthesis of Cesium Tungsten Bronze Nanoparticles and Their Evaluation as Near-infrared (NIR) Absorbing Materials

著者 (2件)： 中倉修平 (住友金属鉱山 市川研究セ) ,  荻崇 (広島大 大学院先進理工系科学研究科)
資料名： 粉砕  (Micromeritics)
号： 64  ページ： 18-27  発行年： 2020年12月15日 
JST資料番号： F0690A  ISSN： 0429-9051  CODEN： FUNSAA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・透明赤外線吸収材料の現状や合成法等を述べ,高機能化を狙いとして取り組んだ噴霧熱分解法によるセシウムタングステン酸化物のナノ粒子の気相合成とその材料特性を紹介。
・従来固相法で合成のセシウムタングステン酸化物(Cs_0.32WO₃)は長時間の粉砕処理の為,粒子表面からのCs脱離によりUV照射に対し不安定。
・高温の噴霧熱分解法での合成を検討した結果,合成直後は赤外線吸収機構発現がないものの,還元熱処理で赤外線吸収が可能となり,赤外線吸収制御の可能性を示唆。
・気相合成によるCs欠損サイトが少ない粒子形成で,UV照射に対し高い安定性を確認。

シソーラス用語： ナノ粒子 ,  噴霧法 ,  熱分解 ,  光吸収 ,  赤外線 ,  紫外線照射 ,  透明材料 ,  気相 ,  固相合成 ,  粉砕 ,  還元 ,  粉体 ,  機能材料 ,  可逆変化 ,  光照射 ,  透過型走査電子顕微鏡 ,  化学物質 ,  *酸化物 ,  *タングステン化合物 ,  *セシウム化合物
準シソーラス用語： フォトクロミック ,  気相合成 ,  赤外線吸収 ,  噴霧熱分解法

分類 (2件)： 粉体工学  (XD03010M) ,  金属系複合材料一般  (WE04010V)

タイトルに関連する用語 (9件)： 日常生活 ,  粉体 ,  プロセス ,  セシウム ,  タングステン酸化物 ,  ナノ粒子 ,  気相合成 ,  赤外線吸収材 ,  評価