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J-GLOBAL ID:202002266271068385   整理番号:20A0289312

Spodoptera exigua中腸と核多角体ウイルス間の相互作用のトランスクリプトーム解析【JST・京大機械翻訳】

Transcriptomic analysis of the interactions between the Spodoptera exigua midgut and nucleopolyhedrovirus
著者 (6件):
資料名:
巻: 163  ページ: 241-253  発行年: 2020年 
JST資料番号: C0793A  ISSN: 0048-3575  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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Spodoptera exigua核多角体ウイルス(SeNPV)は,世界中で最も壊滅的な害虫の1つであるS.exiguaに対する生物殺虫剤として成功裏に適用されている。しかし,限られた情報により,S.exiguaとSeNPV間の相互作用の基礎となる分子機構は解明されていない。本研究において,S.exigua幼虫中腸のRNA-Seq及び差次的発現遺伝子(DEG)分析を行い,SeNPV感染に対する分子応答を調べた。935の上方制御および850の下方制御遺伝子を含む合計1785のDEGが,SeNVP感染S.exigua幼虫の中腸において同定された。超微細構造観察により,SeNPV感染後に,peritrophicマトリックス(PM)は,多くの明確な破裂を伴うゆるく高度に多孔質な表面になることを示した。これらの変化は,キチンdeacetylのアップレギュレーションと最も関連していた。さらに,124の推定自然免疫関連DEGを同定し,パターン認識蛋白質,シグナル伝達経路,シグナル調節,抗菌ペプチドおよび解毒を含むいくつかのグループに分割した。興味深いことに,いくつかのパターン認識蛋白質のアップレギュレーション,JAK/STATシグナル伝達経路の誘導およびREPAT合成の促進は,SeNPV感染後のS.exigua幼虫中腸で起こる主な自然免疫応答である可能性がある。定量的リアルタイムPCRによると,19のランダムDEGの発現プロファイルはRNA-Seqによって得られたものと一致した。これらの知見は,SeNPV侵入の分子機構およびS.exigua中腸の抗SeNPV応答を理解するための重要な基礎的情報を提供し,S.exiguaおよび関連害虫の効果的防除のための生物殺虫剤としてのSeNPVの有用性を促進する。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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害虫に対する農薬  ,  昆虫・ダニによる植物被害 
タイトルに関連する用語 (5件):
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