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J-GLOBAL ID：202002266430230012   整理番号：20A1326720

過渡格子法で調べたケトプロフェンの光反応における拡散過程【JST・京大機械翻訳】

Diffusion process in photoreaction of ketoprofen probed by transient grating method

著者 (3件)： Kashihara Wataru (Department of Chemistry and Biological Science, Aoyama Gakuin University, 5-10-1 Fuchinobe, Chuo-ku, Sagamihara, Kanagawa 252-5258, Japan) ,  Takeyama Jumpei (Department of Chemistry and Biological Science, Aoyama Gakuin University, 5-10-1 Fuchinobe, Chuo-ku, Sagamihara, Kanagawa 252-5258, Japan) ,  Suzuki Tadashi (Department of Chemistry and Biological Science, Aoyama Gakuin University, 5-10-1 Fuchinobe, Chuo-ku, Sagamihara, Kanagawa 252-5258, Japan)
資料名： Journal of Photochemistry and Photobiology. A. Chemistry  (Journal of Photochemistry and Photobiology. A. Chemistry)
巻： 399  ページ： Null  発行年： 2020年 
JST資料番号： D0721B  ISSN： 1010-6030  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： メタノール中でトリエチルアミン(TEA)の有無で最も一般的な非ステロイド系抗炎症薬の1つであるケトプロフェン(KP)の光反応における並進拡散動力学を,過渡吸収分光法と組み合わせた過渡格子法によって研究した。KPの中性,カルボン酸アニオン,ケチルラジカルの拡散係数と,メタノール中のTEAとのケチルビラジカル錯体を初めて決定した。ケチルラジカル(6.9×10-10m2s-1),カルボキシレートアニオン(8.1×10-10m2s-1),及び錯体(5.6×10-10m2s-1)の拡散係数は中性KP(9.8×10-10m2s-1)よりも小さかった。分子体積,溶媒の粘度,及び/又は溶媒分子との特異的引力相互作用がこれらの種の拡散過程に寄与するであろう。拡散特性と周囲の分子との相互作用に関するこれらの新しい知見は,in vivoでの種々の生体分子によるKPの光反応を理解するために必須である。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 拡散係数 ,  相互作用 ,  粘度 ,  *光化学反応 ,  モル体積 ,  カルボン酸 ,  アニオン ,  *拡散過程 ,  生体分子 ,  ケチルラジカル ,  過渡吸収分光法 ,  並進拡散 ,  非ステロイド性消炎鎮痛薬 ,  係数 ,  輸送係数 ,  度 ,  脂肪族アルコール ,  芳香族ケトン ,  ケト酸
準シソーラス用語： 非ステロイド系消炎薬 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： ケトプロフェン ,  過渡格子法 ,  過渡吸収分光法 ,  拡散係数

分類 (1件)： 光化学一般  (CB08010U)

物質索引 (2件)： メタノール ,  ケトプロフェン

タイトルに関連する用語 (4件)： 過渡格子法 ,  ケトプロフェン ,  光反応 ,  拡散過程