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J-GLOBAL ID:202002266440139728   整理番号:20A0305095

顎顔面放射線治療による口幹5例の唇腺幹細胞の分離培養と多方向分化能鑑定【JST・京大機械翻訳】

Isolation, culture and identification of labial stem cells from patients with dry mouth caused by maxillofacial radiotherapy
著者 (4件):
資料名:
巻: 57  号: 11  ページ: 71-77  発行年: 2019年 
JST資料番号: C3618A  ISSN: 1671-7554  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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【目的】顎顔面の放射線療法を受けた患者の唇腺間充織幹細胞(MSCs)を分離,培養し,その増殖特性と多分化能を調査する。方法:顎顔面の放射線治療による口乾燥患者5例を収集し、無菌条件下で唇腺組織を切り取った。唇腺幹細胞を,組織ブロック付着法により分離した。細胞増殖曲線をCCK-8キットで測定した。幹細胞の表面マーカーをフローサイトメトリーによって検出した。幹細胞の骨形成誘導分化後、増殖培地群を対照群とし、骨形成培地群を骨形成誘導群とし、アルカリホスファターゼ(ALP)染色及びアリザリンレッド染色にて骨形成分化能を測定し、realtime-PCRにて骨形成関連遺伝子のmRNA発現を測定した。幹細胞の脂肪生成を分化後、増殖培地群を対照群とし、脂肪生成培地群を脂肪誘導群とし、オイルレッド-O染色で脂肪分化を観察し、realtime-PCRで脂肪生成関連遺伝子のmRNA発現を測定した。結果:顎顔面の放射線治療による口乾患者の原発性唇腺幹細胞を分離し、その増殖曲線は幹細胞”S型”増殖曲線の特徴と一致した。CD29,CD44,CD73,CD90とCD105の陽性発現は,CD34,CD45とCD106の陰性発現を示し,対照群のマーカー発現に有意差はなかった。骨形成誘導7日後,ALP染色とアリザリンレッド染色の結果,骨形成誘導群の唇腺幹細胞におけるALPと石灰化結節は強い陽性発現を示し,realtime-PCRの結果は,骨形成誘導群と対照の骨関連遺伝子発現の間に有意差があることを示した。脂肪生成誘導21日後、オイルレッド-O染色結果により、骨形成誘導群の幹細胞内に大小不等な脂肪滴が見られ、realtime-PCRによる脂肪生成関連遺伝子の発現は脂質誘導群とコントロール群の間に有意差を示した。結論:顎顔面放射線治療による口乾患者の唇腺からMSCsを分離でき、得られたMSCsは増殖と多方向分化の潜在力があり、この唇腺幹細胞を唾液腺機能再建の種子細胞として利用でき、唾液腺の組織工学に新しい構想を提供する。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
細胞生理一般  ,  運動器系の基礎医学 

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