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J-GLOBAL ID:202002266447957724   整理番号:20A1206412

新しい疎水性深共晶溶媒を用いた水性媒体からのホウ素抽出【JST・京大機械翻訳】

Boron extraction from aqueous medium using novel hydrophobic deep eutectic solvents
著者 (7件):
資料名:
巻: 395  ページ: Null  発行年: 2020年 
JST資料番号: D0723A  ISSN: 1385-8947  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,水溶液からホウ素を抽出するために,1-デカノール(Dec)または2-メチル-2,4-ペンタンジオール(MPD)を水素結合ドナー(HBD)とした水素結合受容体(HBA)としてメントール(Men)またはチモール(Thy)の組合せから4つの新規疎水性深共晶溶媒(DES)を調製した。DESsをそれらの物理的(密度,粘度および含水量)および熱的(融点および分解温度)特性に関して特性化した。DESの臨界特性を,改良Lydersen-Joback-ReidとLee-Kesler混合則に基づくグループ寄与法を用いて推定した。その後,溶媒を種々の水溶液からホウ素を抽出する能力について評価し,抽出とストリッピング効率を性能評価基準として用いた。MPDで作られた疎水性DESは,Thy:MPDとMen:MPDに対してそれぞれ90.1%と83.2%までのホウ素(ホウ酸形で)の高い抽出効率を示した。DES相からのホウ素のストリッピングを,ストリッピング溶液として0.1M NaOHを用いて行った。さらに,FTIRスペクトルを抽出機構をより良く理解するためにホウ素の抽出前後に記録した。抽出は,DESとホウ酸中のMPD間の錯化に起因した。疎水性DESsは抽出剤として環境に優しい代替物を提供し,工業廃水またはホウ素リッチブラインのような水性環境からのホウ素の抽出において,MPDのような水混和性ジオールの使用を可能にする。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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